「日本人は歴史と向き合え」と言う中国の高校生: 夾竹桃日記

2010年11月16日

「日本人は歴史と向き合え」と言う中国の高校生

いつものサーチナによる報道で、中国の高校生にアンケートをとったところ、「日本は歴

史と向き合うべき」との回答が多数を占めた、と記事にしています

約８割が「日本は歴史と向き合うべき」―中国の高校生アンケート
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1108&f=national_1108_051.shtml

このアンケートは、北京市などにある５カ所の高校に在籍す１７歳前後の男女５００人に

対して行ったもので、内訳は男子１８％、女子８２％となっているそうです（こうした調査の

場合、男女比は限りなく５０：５０に近づけるのが当然のやり方です。なぜ１９：８２という

偏った調査になったのか不思議でなりません）

アンケートに回答した高校生のうち８５％が、「日本は歴史を直視し、自らの誤りを認める

べきだ」と回答したとの話です

このアンケート調査が実際に行われたものなのか、捏造されたものなのかは不明ですが、

中国政府及び中国共産党の主張に見事なほど沿う結果となっており、気持ち悪いくらい

です。

こうした結果を記事にして日本人に知らしめれば、日本人がショックを受け反省するとで

も思っているのでしょうか？

歴史を直視しろというなら、そここそ中国人は自国の歴史を直視すべきでしょう

中国共産党がこれまで何人の中国国民を惨殺し、死に追いやったかを直視すべきです

中国共産党の指導による無理な農産物増産政策が深刻な食糧危機を招いた毛沢東の

「大躍進」は、全国で２０００万人から５０００万人もの餓死者を出すという狂気の沙汰で

した

毛沢東は１９５８年、「雀は稲穂を食い荒らすのでけしからん」と発言しました。その結果、

中国全土で雀を殺すキャンペーンが行われ、数多くの雀を殺したのです

雀が激減した結果、中国では病害虫が大量に発生し、農作物は食い荒らされてしまいま

した。愚かな為政者の思いつきに従い、自然のバランスを崩した報いを受けたのです

この「大躍進」が惨めな失敗に終わったため毛沢東は一線を退くのですが、その後権力

奪還を目指して「文化大革命」を起こします

大衆を扇動し、大学生や高校生を利用して政敵であった中国共産党幹部たちを攻撃さ

せたのです。さらに伝統や文化の破壊にも着手させ、多くの仏教寺院やキリスト教の教

会が破壊され、文化財も略奪・損壊されました