木村拓哉主演「宇宙戦艦ヤマト」 前売券が売れない

芸能メディアが木村拓哉主演の映画「宇宙戦艦ヤマト」の前売り券がまったく売れていない、と報じています

大丈夫か?キムタク「ヤマト」

この記事で、「9月に東京ドームで行われたSMAPのコンサートで映画の前売り券を発売した。2回公演×5日間で来場者は45万人を見込み」と、関係者の談話を載せています
しかし、SMAPの東京ドーム公演は1日2回ではなく1日1回です。こんな基本的な情報を間違える人物が本当にレコード会社の関係者なのか、疑問です
さらにレコード会社の関係者が、直接関係の無い映画の前売券の売り上げについて語っている点でも話の信憑性に疑問が湧きます
むしろSMAPのコンサートで映画の前売り券が2万5千枚売れたら上々だと思います
映画「宇宙戦艦ヤマト」の想定している観客層とSMAPのコンサートに通う観客層が、必ずしも一致しているとは言えないはずです(もちろん、熱心な木村拓哉ファンなら映画館にも足を運ぶのでしょうが)
この記事は、「木村拓哉の人気も落ち目。主演映画も前売り券もさっぱり売れない」と言いたいがためだけに書かれたのでしょう
俳優木村拓哉を語れるほど、彼の出演作を数多く見てはいませんのであれこれ書くつもりはありません
ですが、自分が木村拓哉を単なるジャニーズ系のタレントではなく役者として見直すきっかけになったのは、映画「ハウルの動く城」の声優としての仕事だったと述べておきます
当初は、「映画の話題作りのために木村拓哉を主役ハウルの声担当に選んだ」のだろうと思っていました
しかし、映画館で観たとき木村拓哉の声の演技には驚かさ、「やるもんだな」と感心しました。抑制のきいた台詞回しながら、ハウルの抱える苦悩や恐れ、悲しみがよく表現されているように聞こえました
木村拓哉の人気はいまさら言うまでもありませんが、役者としても努力し、確実に成長してきたのだな、と見直したしだいです
映画「武士の一分」や「HERO」のヒットも、木村拓哉の人気だけではなく、役者として評価があればこそでしょう
人気が高ければそれだけアンチも増えるのは世の常で、木村拓哉を叩いて反響を得たいと欲するメディアがあるのも理解はできますが、記事の中身がお粗末すぎます
映画の中身や演技について噛み付くような内容ならともかく、前売り券が売れないから問題だと主張されても、「?」と思うだけです

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