「パンツ売れ」と小学校教諭が女子高生を脅す
教師による性犯罪をしばしば取り上げています。ニュースサイトをチェックしていると連日のように教師による性犯罪事件が発生しており、呆れる状況が続いていますが、どうやら日本の日常的な風景として定着してしまったようで残念です
つまりは教育関係者の危機意識があまりに希薄で、「個人の犯罪」だからと素知らぬ振りを続け、何ら対策に着手しないまま放置しているように見えてなりません
今日は11月11日に宮城県で起きた小学校教諭小仲政之による恐喝未遂事件を取り上げます
夜9時過ぎ、帰宅途中の女子高校生に「下着を1万円で売ってくれ」と声をかけ、カッターナイフで顔を斬りつけると脅した容疑で逮捕されました
ナイフで「下着売れ」の小学校教諭は「将来有望な人材」と校長
一種のフェティシズムに駆られて暴走した結果なのだろうと思います
つまり小仲容疑者は、女子高生とのセックスよりも女子高生のパンツを手に入れたいとの欲望の方が優っていたのでしょう
女性の肉体よりパンツの方が男性にとって価値のある存在(直接的な欲望の対象)だとする今回のような事件は、珍しくありません
スカートの中を盗撮して逮捕される人間が毎日のように出ています
これまでにも書いてきましたが、女性の肉体よりも衣服、下着、靴が欲望の対象となるフェティシズムも、最終的には女性の体を欲望するものですが、そこへ到るまでの過程をできるだけ長引かせ、遠ざけることによって快楽へ至る道程を引き伸ばそうとする回りくどい仕組みを持っています
そして女性の下着を集めること、手に入れることがまるで目的であるかのような衝動に駆られ、暴走します
快楽へ至るための長いプロセス(下着を集める、盗作写真を集める)そのものに刺激を見出し、興奮し、とり憑かれるのです
以前に中学校の吹奏楽部顧問の教師が、吹奏楽部の部員である女子中学生に「パンツを履き替えろ」と強要し、自分の持参したパンツを履かせ、練習終了後にそのパンツを脱がせて持ち帰るという事件を取り上げました
この教師は「指導熱心な教師」という姿を装いながら、心の内奥では女子中学生相手にさまざまなシチュエーションで性的快楽に耽る幻想を弄び、楽しんでいたと推測されます
その時点で自分の性的嗜好を自覚し、性犯罪に走らぬよう自らを戒める必要があったのに、危機意識すらもたなかったのかもしれません
教師がアダルトビデオを見ることもあるでしょうし、エッチな空想に浸ることもあるでしょう
が、これはそれ、これはこれと切り替え、自らの行動を律していかなければ犯罪に走り、職を失う結果になります
今回の事件で逮捕された小学校教諭は7月頃からたびたび路上で女性に声をかけ、「パンツを売れ」ともちかけていたようです
自分がそれだけ常軌を逸した行動を繰り返していたにも関わらず、衝動にとらわれてしまい、自分のしている行為の異常さを十分に自覚できなかったのでしょうか?
ただし、彼とて常にわれを見失っていたわけではなく、教師として勤務していたのですから、自身の行動を振り返し危ぶむ機会はいくらでもあったはずです
夜な夜な若い女性のパンツを求めてふらふら出歩いている自分に、「このままではまずいぞ」と思ったのは一度や二度ではないはずです
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