校舎内に盗撮カメラを設置 小学校教諭逮捕
教師による性犯罪が連日報道されています、と書くのはもう何度目でしょうか？
それくらい教師による性犯罪が頻発しているわけで、単に性犯罪に走る教師個人の問題だと片付けられるものではありません
教育現場の抱える問題は多々ありますが、教師の性犯罪もその１つです
勤務先の小学校にカメラ設置 容疑の教諭を逮捕
県川越市立霞ケ関南小学校教諭、滝嶋智和容疑者（３１歳）は女子児童が着替に使う児童会室に盗撮目的でカメラを設置した容疑で逮捕されています
こうしたケースは「たまたま出来心でやった」ものではなく、過去にも同様の手口で盗撮を繰り返していた可能性が濃厚です
つまりこの滝嶋智和は女子児童を自分の性的嗜好の対象とし、その欲望を満たしたいがために小学校の教師になったのでしょう
本人は教育の理想や、教育にかける自分の情熱を雄弁に語るかも知れませんが、本当の目的は自分の性的嗜好を満たすためであり、その衝動に取り憑かれていたと見るべきです
こうした教師の性犯罪について、当ブログでは何度も取り上げてきました
一般的な対応としては警察や職場の上司が本人にお説教し、「分別をわきまえろ」と諭すのでしょうが、分別を失っていたから盗撮行為に走ったと考えるのは浅い見方でしかありません
盗撮・窃視は強迫神経症のモデルで説明される行動であり、その欲望から発する衝動に支配され、駆り立てられ、反復するものです
問題の教師は逮捕された後、懲戒免職なりの処分を受け、人生を棒にふる形になるのですが、それだけのリスクを背負ってまで女子児童の着替を覗き見せずにはいられないほどの衝動に本人は駆り立てられていたのであり、「分別」やら「常識」では歯止めがかけられなかったのです
といって、それは精神異常ではなく神経症レベルの問題です
己の抱える欲望の正体を見極め、自分を小児性愛者だと自覚し、教職を辞すのが最善の予防策です（一種の神経症であると自覚する必要があります）
教師という仮面を被り、教職に身を捧げている振りをして自分の欲望から目を逸らし続けていたのでは、衝動に翻弄され自分をコントロールすることなどできません
ですから、事件を矮小化して「たまたま出来心でやった」などと扱うのはもってのほかであり、本人の抱えているドス黒い欲望を隠蔽するだけです
お説教で解決する問題ではありません
何度も書きますが、自分の心の内奥に抱え込んだドス黒く、醜悪な欲望の物語と向き合うのが一番の解決策です。無意識の領域にある変態的な小児性愛のドロドロした欲望を意識の領域にまで引っ張り上げ、本人に自覚させる必要があるのです
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