民主党国会議員 海外視察に家族同伴

今年8月、衆議院財務金融委員会がヨーロッパに派遣した議員の視察で、民主党の中塚議員が現地で家族と合流し、一緒に観光をしていたと報じられています


家族の旅費、宿泊費は中塚議員が自分で負担しており、「公私混同ではない」と開き直っています
しかし、公務としての海外視察に家族を同伴させたという事実からして「公私混同」でしょう
旅費や宿泊費を自己負担すれば、家族でも愛人でも同伴して構わないという主張は噴飯物です。そうした行為をこそ、「公私混同」と呼ぶのですから
中塚議員はこの報道に対し、「いくらでも反論してみせる。理屈では負けない」と自信満々のようですが、反論すればするほど国民の目は厳しくなるだけです
蓮舫議員が国会議事堂内でグラビア撮影し、一度は謝罪したものの「撮影許可は正式に得ていた。問題はなかったはずだ」と開き直りの発言をしたため、さらに批判を浴びました
蓮舫議員も自分の正しさをいくらでも論証できる自信があったのでしょうが、そうした態度がかえって批判を招くわけです
理屈で勝ろうとも、国民感情に反する言動はマイナスであり、世論の批判を招きます
民主党の国会議員はそれが理解できないため、次々とトラブルを起こしているようです
それにしても今回のような国会議員の海外視察が本当に必要なのか、疑問です
ギリシャ発の金融危機の実態調査などが目的で、10日間、ドイツ、ギリシャ、ベルギー、フランスの4カ国を回る視察です。国会議員1人あたり航空機運賃や宿泊代、日当など170万円もの費用がかかっているそうです
他にも各省庁から随行員が加わったのではないでしょうか?
現地の日本大使館が国会議員との食事会をセッティングするなど、表にでない費用もかかっているはずです
財政危機の日本で国会議員がそのような大名旅行をする必要があったとは思えません
総額1千万円以上かかった視察旅行の結果、何か素晴らしい政策が提起されたのでしょうか?
何の政策も提起できない視察なら無駄、と言うほかありません
委員会に有識者を招いてヒアリングを行えば、講師への謝礼を支払ったとしても1千万円にはなりません
公私混同にしか見えない家族同伴の視察旅行をし、さらに何の政策も提起できない無能な国会議員の開き直りは見苦しいだけです

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