キアヌ・リーブス主演でハリウッド版「忠臣蔵」

なんとキアヌ・リーブス主演で「忠臣蔵」をやるという話が報じられています


監督や脚本担当者の名前が挙げられていますから、飛ばし記事ではないようです
昔、アメリカを舞台に会社を追われたサラリーマンが同士とともに仇討ちをする、という「忠臣蔵」をベースにした映画をハリウッドが撮るらしい、との噂を耳にした記憶がありますが、それが実現したのかは不明です。おそらく企画だけで終わったのではないでしょうか?
なぜいまさら「忠臣蔵」なのか、という気がするものの、キアヌ・リーブスの侍姿は期待してしまいます。結構似合いそうな気がします
「ラスト・サムライ」のトム・クルーズはアメリカ映画らしさカッコよく撮られており、刀を振る姿も様になっていました
「ラスト・サムライ」は従来のアメリカ映画的なチャンバラ映画に比べれば、随分とまともな作品になっているのですが、それでも劇中の忍者による襲撃シーンは噴飯物でした
日本側から忍者のシーンは「珍妙だ」とクレームをつけたのですが、監督のエドワード・ズウィックは「これだけは譲れない」と強引に撮影したとの話があります
ハリウッド的感覚からすれば忍者は欠かせない存在なのでしょう
「忠臣蔵」にも忍者を登場させようとするのかもしれません
その辺りは気を配って近妙な映画にならないようにしてもらいたいものです
アメリカの脚本家が「忠臣蔵」の世界をどう描くのでしょうか?
最後はキアヌ・リーブスに切腹を演じさせるのか、気になるところです
「忠臣蔵」については前にも、「忠臣蔵の詳細なデータベースを作っている人がいる」と取り上げたことがあります
日本人がどれだけ「忠臣蔵」という物語に入れ込んできたのかが分かります


(忠臣蔵フィルモグラフィの中にある1978年の映画が「赤穂上断絶」になっていますが、これは「赤穂城断絶」の間違いです)
この歴史にキアヌ・リーブスの「忠臣蔵」が加わるのですから、大石内蔵助もびっくりではないでしょうか?

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