「スター・ウォーズ」レイア姫はコカイン中毒だった

映画「スター・ウォーズ」でレイア姫を演じた女優キャリー・フィッシャーがコカイン中毒について語っています


「スター・ウォーズ(Star Wars)」シリーズでレイア姫(Princess Leia)を演じた女優キャリー・フィッシャー(Carrie Fisher)さん(53)が11日、公演のため滞在中のオーストラリア・シドニー(Sydney)で、地元通信社AAPのインタビューに応じ、『スター・ウォーズ/帝国の逆襲(The Empire Strikes Back)』のセットでコカインを摂取したことがあったと認めた。
フィッシャーさんは、自分の人生は中毒で定義付けられると語り、精神病院やリハビリ施設に入っていた時期があり、薬物の過剰摂取で緊急治療を受けたこともあるとした上で、「私たちは『帝国の逆襲』の氷の惑星のセットでコカインを摂取した」「私は別にコカインが好きだったわけではないけど、ハイになるための一つの手段に過ぎなかった」と語った。
現在では脚本家やコメディエンヌとして活動するフィッシャーさんだが、レイア姫以上に有名になった役はない。
■共演者からの警告
『ブルース・ブラザース(The Blues Brothers)』で共演した故ジョン・ベルーシ(John Belushi)は、1982年に薬物の過剰摂取で死亡する前、フィッシャーさんに薬物使用について注意するように言ったという。その後、フィッシャーさんは自分の行動がどれほど危険なのかを認識した。
「私が他の人よりたくさん薬物を使い、自分で選択する余裕がなくなってきたことが徐々に分かるようになった。アルコール中毒になっていたら、今頃は死んでいるだろう。簡単に手に入るから」
■責任は自分にある
フィッシャーさんは、女優デビー・レイノルズ(Debbie Reynolds)と歌手エディ・フィッシャー(Eddie Fisher)との間に生まれた。しかしエディさんはフィッシャーさんがわずか2歳の時に、エリザベス・テイラー(Elizabeth Taylor)と付き合うようになり家を出た。
フィッシャーさんは家族がバラバラになったことも、有名人としての重圧も、薬物中毒の理由にはならないと語った。
「常に責任は私にあった。ハリウッドのせいだというなら、みんなが薬物中毒になってるわ」
(AFPの記事から引用)


「スター・ウォーズ」は大ヒット映画でしたが、このレイア姫は何とも冴えないお姫様であり、なぜこの女優(キャリー・フィッシャーという名前も忘れていました)が演じたのか不思議でした
「有名人の娘で、人に高飛車な態度で指図するのが板についているから」との理由で、ジョージ・ルーカスは彼女をレイア姫に起用したそうです
彼女がレイア姫役以外で映画に出ていたのかどうかも記憶がなかったのですが、記事を読んで半分納得できました
映画「ブルース・ブラザーズ」の中で、唐突に姿を表していきなりジョン・ベルーシを殺そうとするいかれた女がいたのですが、それがキャリー・フィッシャーだと今回知りました
映画の中でフィッシャーとベルーシの関係については何の説明もなく、不可解なシーンでした(元恋人という役柄なのだろうと推測はつきますが)
ジョン・ベルーシは才能溢れる人物として注目されていましたが、薬物中毒のため33歳の若さで命を落としています
一方、キャリー・フィッシャーは50歳を超えてコメディアンや脚本家として仕事をしています。Hatenaのキーワード検索で調べてみると、脇役ながらも数多くの映画に出演しているのが分かります
お姫様女優は大成しないと言われますが、コカイン中毒に苦しみつつも、地味な脇役を数多くこなしキャリアを積み上げてきたのですから、女優魂だけは人並み以上に備わっていたのでしょう
脚本家として「天使にラブ・ソングを…」や「リーサル・ウェポン3」の脚本のリライトを担当していたというのも、今回初めて知りました
調べてみるといろいろと分かるものだな、と思ったしだいです

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