気になる鬼束ちひろの精神状態: 夾竹桃日記

2010年09月23日

気になる鬼束ちひろの精神状態

歌手の鬼束ちひろを殴って負傷させた男が立川市内のホテルに偽名で宿泊していると

ころを逮捕されたのですが、その素性について記事が出ています

鬼束ちひろDV男は渋谷のチーマー軍団の中心人物だった!?
http://www.cyzo.com/2010/09/post_5518.html

暴力男として有名な人物だったようです

さて、日刊サイゾーの記事からだけでは鬼束ちひろとこの暴力男がどのような関係であ

ったのか不明です

およそ接点があるとは思えない関係なのですが

どのような接点で、きっかけで知り合ったのかを知ることも、「精神的に不安定だ」とされ

る鬼束ちひろの症状を理解する上で重要です

インターネットの某所で、「鬼束ちひろは統合失調症なのか」との議論があったのですが、

そんな質問を受けても自分は精神科医ではありませんから判断はくだせません

また、軽々しくそのように決めつけるような発言をするべきでもありません

一般論として被害妄想に取り憑かれ、繰り返し「誰かに監視されている」と訴えたり、電

波が聞こえるなどの訴えが出た場合、医療機関で受診させるべきです

統合失調症と聞くと、幻覚に怯えて暴れたり、大声で叫んだりという派手な症状を思い

浮かべがちですが、そうとばかりは限りません

身だしなみに無関心になり、着替もせず入浴もせず、髪はボサボサのまま、食事を摂ろ

うとしないなど生活習慣が乱れてきた場合も注意が必要です

鬼束ちひろに関しても、こうした目に見える症状を周囲の人間は気がついているはずで

しょうから、医療機関で受診するなどの対応はしてきたのだろうと思います

ただ継続して治療を受けるには本人の自覚が必要です。統合失調症の場合、症状にも

波があるとされ、症状が軽くなったり重くなったりを繰り返すので、根気よく病気と向き合

う覚悟が求められます

症状が軽快してきたからと、焦ってライブコンサートの予定を組んだりすると先日の玉置

浩二のように精神状態が不安定になり、不安から逃れるために向精神薬を大量に服用

したり、酒を大量に飲むといった行動に走る危険も考えられます

精神疾患の場合、日常生活を１人で営めるかどうか（食事や入浴、洗濯などこなせるか）

が入院させるか否かの判断の目安ですが、たとえ自活が可能であっても自傷行為が見

られる場合は入院させた方がよいでしょう

鬼束ちひろの場合、マンションで１人暮らしだったところへ暴力男が転がり込んできたよ

うですが、下手をすると殺された危険もあったのかもしれません

こうした事態の再発を防ぐためにも親族がマンションに同居するなり、あるいは実家に戻

って静養するのが妥当かと思います（本人がそれを望まない可能性もありますが）

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