国際競争力のランキング 日本は６位
ダボス会議の名で知られる世界経済フォーラムが、恒例の国際競争力の国別ランキングを発表しました。日本ではまったく話題にならないのですが、隣の韓国はこうした国際序列に異様な執着を示すお国柄ですから、顕著な反応が見られます
韓国の中央日報の記事を参考に取り上げます
記事にもあるようにこうした国際競争力のランキングを発表している団体、企業はいくつも存在し、調査の手法やどのような指標を重視するかによってランキングに大きな違いが生じます
韓国の場合、世界経済フォーラムのランキングで２２位 スイス国際経営開発院（ＩＭＤ）のランキングで２３位になっています。中央日報は評価のばらつきがあるから信用できないと憤慨していますが、２２位と２３位という結果からみれば妥当な判断ではないでしょうか？
日本は「失われた１０年」と呼ばれる経済成長の停滞した時期もあったのですが、このランキングでは昨年より２つ順位を上げて６位につけています
「日本はダメだ。衰退している。中国にも抜かれた」と叫ぶ経済評論家のコメントをメディアは好んで報じますが、「それほどダメではない」と感じるのは自分だけではないはずです
ＧＤＰで日本を追い抜いた中国ですが、国際経済力では２７位であり、成長著しいとされるインドは５１位、ブラジルは５８位です
もちろん、この数字だけで何かを断定できるものではありませんが
前にも書きましたが、韓国はソウルオリンピックのときに「１０年で日本に追いつき追い越してみせる」と、当時の朴大統領が豪語しました。あれから２０年が過ぎています
しかし、国際競争力が２２位ではとても日本には追いつけないでしょう
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