香取慎吾で「こち亀」映画化
香取慎吾主演で人気マンガ「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の映画化が決定した、と報道されています
香取は「お待たせ~! まじかよ? 本当に映画化?視聴率なんてぶっ飛ばせ! 映画化でイイじゃん! よっしゃ~スクリーンで暴れるぞォ~!」と記事ではコメントしているそうですが、本人も主演したテレビドラマ「こち亀」(2009年8月放送)の低視聴率を気にしていたのでしょう
香取慎吾主演ドラマの「こちら葛飾区亀有公園前派出所」は、初回の視聴率が12%で、その後はかろうじて10%を維持しただけです
テレビ局としては当然18%くらいの数字を期待していたはずです。SMAPの香取を主役に据えるのですから
そもそも人気マンガや人気アニメーションをなぜ実写版でドラマ化、映画化するのかという問題に、真摯に向きあっていないところに疑問を感じます
テレビ局や映画関係者はそんな自明な問いなど、鼻で笑い飛ばすのかもしれません
「なぜ実写版でドラマ化、映画化するかって? そりゃ売れるからに決まってるだろう」との答えが返ってくるのでしょう
しかし、先に取り上げた韓国版「北斗の拳」みたいな劣化版のドラマなど、誰が観たいと思うのでしょうか?
「(原作がマンガなんだから)適当に実写版にすればそこそこ売れるはず」という安易な発想が、原作ファンからそっぽを向かれる最大の理由なのですが
2ちゃんねるの芸能・スポーツニュース板でもこの話題でスレッドが立っていますが、概ね否定的な意見が大勢を占めています
「ドラマでコケたはずなのに、映画化する意味がわからん」という意見がすべてを物語っていると言えます
おそらく映画化を目指すTBSの関係者は、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」を映画化しようと発想しているのではなく、「香取慎吾主演で映画を1本やる」との発想であり、原作へのリスペクトなど微塵も抱いていないのだと思われます
原作へのリスペクトもなしに、おそよ主人公である両津勘吉のイメージからかけ離れた香取慎吾を主役を据えるのですから、原作ファンはそんな映画を見たくもないでしょう
香取慎吾主演の映画では「西遊記」が42億円の興行収入、「忍者ハットリくん」が18億円で、「座頭市 THE LAST」が2億7千万円で、当たり外れが極端です
データからは、子供向けの企画ではそこそこ当たりが取れるが、大人向けの映画では客を集められないと指摘できます
ですから「こち亀ムービー」を子供向けの娯楽作品にすればそこそこ当たりは取れるかもしれませんが、記事を見る限り「踊る捜査線」を意識した大人も楽しめる娯楽作品を目指しているようで、中途半端な感じがします
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