解任されたデーブ大久保への奇妙な同情論
プロ野球西武ライオンズの大久保打撃コーチが菊池雄星投手への暴行が発覚し、解雇された問題を再び取り上げます
スポーツ報知の記事では、大久保博元が「不適切な行為はなかった」と解雇処分への不満を漏らしており、訴訟に発展するかもしれないと示唆しています
たまたま朝のローカルテレビ番組を見ていたのですが、「体育会系ではよくある話。(殴ることも)スポーツの世界では必要」だとする同情論をコメンテーターが口走り、話の落しどころを失ったアナウンサーが立ち往生する場面がありました
アナウンサーとしては大久保の行き過ぎた暴力沙汰を咎めるコメントを期待していたのでしょうが
切込隊長のブログでも、西武球団は組織としてデーブ大久保のような有為な人材を守るべきであった、と書いています。素行に問題があったにせよ、チームには必要な人間だから、というのがその理由のようです
その他、メディアや個人のブログなどで大久保擁護論が散見されるのですが、どうにも不可解に感じられます
結局、大久保博元の行為はチームの統制を乱し、選手育成という大目的からも逸脱する個人プレーでしかありません。これを擁護して何のメリットがあるのかと思ってしまいます
大久保博元は2008年にも女性を殴った件でコーチの職を解かれているのですが、トラブル相手の女性は大久保の隠し子を生んだ愛人だったそうです
西武球団の解雇処分に不満を唱え、訴訟も辞さないと息巻くのは、失業して収入が途絶えると愛人を養えなくなるからなのかな、と勘ぐってしまいます
法廷の場であれこれぶちまけられたくなければ、口止め料として相応の退職金を支払えとか、そんな展開になるのでしょうか?
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