朝鮮学校の存在は日本に有益だと主張する愚論

関西学院大学社会学部教授の金明秀が、「朝鮮学校の存在は日本にとって有益であるから授業料無償化の対象に含めるべし」との主張を展開しています


朝鮮学校が日本に存在する5つのメリット

金明秀は、「この記事ではあえてマジョリティ視線に立って、パーソンズのAGIL図式を手掛かりに話を進めていきます」と書いていますが、そもそも立論の仕方が間違っていますし、タルコット・パーソンズとか社会学的な権威を持ち出して己の主張を正当化しようという姑息な真似をするのは滑稽です
そもそも金明秀は、「いまなぜ日本で朝鮮学校の教育が問題視されているか」という最大の論点を避けています
北朝鮮の異常な政治体制(独裁、人権無視、拉致、偽札作りや麻薬の輸出、武器密売にテロ支援)がけしからんのであって、それにまったく触れようとはしません
その北朝鮮の異常な政治体制を崇め、敬うよう教えているのが朝鮮学校だ、という点を日本人は問題視しているのです
ですからパーソンズやトクヴィルの学説はどうでもよいのであって、金明秀はこの北朝鮮の異常な政治体制について釈明する必要があるのです。しかし、彼は一言も触れようとはしません
議論の前提がこのようにデタラメなのですから、その後に続く「朝鮮学校が日本に存在する5つのメリット」などという奇妙な屁理屈は現代の日本社会でまったく通用しないのです
金明秀の挙げる5つのメリットなるものにいちいち反論するのも面倒なので省略します
が、「あえて人名を挙げるのは控えますが、日本を代表するような文化人には、在日コリアンが少なくありません。著名な文学賞を受賞した小説家、映画賞を受賞した監督、有名なアーティスト、等など。90年代には、『在日文学抜きにはもはや日本の文学を語ることはできなくなった』という声すらあったぐらいです」と書いている部分は彼らが使う常套手段のウソです
在日文学を抜きにしても、いくらでも日本の文学は語ることができます。むしろ在日文学なるものこそ、どこに存在するのか、と問い質したくなります。それは在日文学などというシロモノではなく、日本語で書かれた日本語の小説にすぎないのですから
たとえば「美空ひばりは在日朝鮮人である」との俗説がまことしやかに流布されてきました。しかし、この俗説にはまったく根拠がないと判明しています。ただ、「あれだけ歌がうまいこどもは日本人のはずがない。彼女はきっと在日朝鮮人に違いない」という在日朝鮮人の願望から発した俗説が、そのまま繰り返し語られているだけの話です
それは金明秀が、「日本の文化を担っているのは在日朝鮮人である」と俗説を垂れ流すのと同じです
関西学院大学社会学部の学生がこんな教授の授業を受けているのは実に気の毒であり、時間と授業料の無駄だと思います
社会学の名を借りて俗説を垂れ流しているだけのアジテーターにすぎません
北朝鮮本国からの指令で、朝鮮学校を擁護する世論を形成せよと命令されたのかもしれませんが、あまりにお粗末な主張です

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