宝塚音楽学校のいじめ 呆れた実態
7月15日に「万引きしたとウソのチクリにより宝塚音楽学校を退学処分となった元生徒が学校と和解した」との話を取り上げました
その後の報道で宝塚音楽学校内のいじめの実態が明かされていますので、再び取り上げます
ZAKZAKの記事によれば、いじめには第96期の生徒のうち相当数が加担していたようです
これは退学処分になった生徒が標的とされ、このいじめに加担しなければ逆に自分が仲間はずれになりかねない状況があったのでしょう
寮生活という隔離された場所の中にあって、何としても卒業して宝塚歌劇団入りを目指さなければならないのですから、いじめの標的になっている生徒をかばうよりも多数派であるいじめる側に加担し、身の安定を図ろうとした結果なのでしょう(だからといってそれが許されるものではありません)
結局、裁判に出廷して証言した第96期の生徒13人の中で、万引きの現場を目撃した者は1人もいなかったという話です。この13人が宝塚音楽学校に、「(元生徒が)コンビニエンスストアで万引きしている」とウソの密告をしたのですから、何の処分も受けないとすれば問題です
ウソの密告で人を陥れておきながら、素知らぬ顔をして宝塚歌劇団に入団し、プロとしての生活をスタートさせている人間が13人もいるのですから
この13人についても宝塚歌劇団を退団させるべきでしょう
「花の96期」ならぬ「恥の96期」として語り継がれるのでは?
そして宝塚音楽学校の対応のひどさも論外であり、学校の責任者こそ職を辞すべきです。退学処分を無効だとする大阪地裁の判決を無視し、退学処分を取り消そうとしなかったのですから、日本の司法制度を無視したわけです
この訴訟で宝塚音楽学校が和解金としていくら支払ったのかは不明ですが、金銭的な問題よりもそのイメージを失墜させた責任は大です
宝塚音楽学校では自分たちが「宝塚」の看板に泥を塗ったという自覚はなく、あくまでも変な生徒1人に引っ掻き回された、と思っているだけのようですが
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