気象衛星打ち上げで日本の鼻を折ったと書く韓国メディア

韓国がフランスのメーカーに発注して製作させた気象衛星がアリアンスペース社のアリアンⅤロケットで打ち上げられ、静止軌道への投入に成功しました
衛星の製作、打ち上げ、軌道投入まですべて外国へ丸投げしているのですが、韓国のメディアは「日本の鼻を折ってやった」と大絶賛する記事を書いています
2ちゃんねるのスレッドに貼られた日本語訳の一部を紹介します


情報元である2ちゃんねるのスレッド
【韓国】静止衛星「千里眼」、高まった地位~日本従属から抜け出して気象観測主権回復
千里眼衛星、高まった地位…気象先進国の鼻っぱしら折って東南アジアでは相次ぐラブコール
・日本従属から抜け出して気象観測主権回復
韓国最初の気象海洋通信衛星の千里眼衛星が国家気象衛星センターに初めての映像を送ってくるなど早くも地位をつかんでいる。気象先進国らの韓国に対する態度が変わって資料を受けたいという東南アジア国家らの「ラブコール」も相次いでいる。
(中略)
だが、衛星の発射過程で日本の牽制が激しかったことから伝えられた。韓国が気象衛星開発を検討した2001年頃から日本側は公式・非公式的に牽制を始めた。日本関係者たちは国際会議で韓国代表らに「アジア地域は日本の衛星だけでもサービスが可能だ」「日本が気象情報をみな提供するのにあえて打ち上げる必要があるか」とずっと尋ねた。
世界気象監視網会議では日本気象庁関係者が「韓国が静止軌道衛星を発射すればアジア上空の静止軌道衛星密集度がとても高まる」として公式に反対の意思を明らかにすることもした。後には「必要な情報をいえば既に与えたものよりはるかに与えることができる」として懐柔することもした。
しかし気象庁は衛星発射を推進した。
気象情報の「コントロールタワー」になろうとする日本にこれ以上引きずられる必要はないと判断した。当時韓国は気象情報の所有権が日本にあったので、日本が衛星を変える時ごとに資料分析プログラムをまた買ってこなければならなかった。
(後略)
ソース:京郷新聞(韓国語) 入力:2010-07-13 18:09:40|修正:2010-07-13 18:09:40


まるで日本が韓国の気象衛星打ち上げを妨害していたかのような書き方です。韓国人の歪んだメンタリティが如実に現れており、これが彼らの本音なのでしょう
そもそも、「日本の気象衛星が代替わりするたび気象情報の解析ブログラムを買い換えなければならなかった」と被害者であるかのような言い方をしていますが、気象情報(衛星写真、その他のデータ)は無料で提供されているのですから、解析プログラムを自前で購入することを不満として挙げるのは失笑ものです。
韓国は日本からだけでなく米軍からも気象情報の提供を受けているわけで、そうした恩義をいささかも感謝せず、自分たちが従属させられ不当に虐げられてきたと主張する姿にはうんざりさせられます
そこまでして独自の気象衛星に執着したのは見栄としか言いようがありません
静止軌道上に人工衛星を配置できるスペースは限られています。日本は韓国のためにわざわざ場所を譲っているのですから、感謝されてしかるべきですが、韓国からは恨み言しか返ってきません
長年、日本から気象衛星「ひまわり」の情報の提供を無償で受けていながら、こんな記事しか書かないところに韓国人の歪んだコンプレックスがありありと反映されていると言えます
韓国ではソウルや釜山で近年集中豪雨の被害があり、短時間で大雨を降らせる雨雲の発達を十分に把握出来ていないところに問題があるとされてきました
しかし、そうした局地的な雨雲の発達は静止軌道上にある気象衛星で把握できるものではなく、地上にあるレーダーで観測するべきものです。韓国メディアは日本が提供している気象衛星の情報の質に問題があるかのような書き方をしていますが
そして台風の進路予想ができないのも「日本のせい」にしていますが、これも韓国の気象庁の予報能力が低すぎるというべきです
気象衛星の打ち上げには成功しましたが、こうして何でもかんでも「日本のせいニダ」と恨み節をかましている韓国に質の高い気象情報が発信できるとは思えません

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