中国の軍事予算のデタラメ 本当は10兆円超

レコードチャイナの配信記事で、「日本のメディアが中国の軍事予算が実際には10兆円

に達していると指摘しているが、事実無根だ」と主張しています
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=43626

こうして躍起になって否定するところを見れば、やはり中国政府の公表している軍事予算

(約7兆円)というのはウソであり、本当は10兆円を超えているのだなと見るのが妥当で

しょう

堂々と「軍事大国」だと名乗ればよいものを、なぜか軍事予算をごまかすのに必死です

中国政府は核兵器の開発・維持・管理のための予算を文教科学予算でまかなっている

ように、他の名目の予算に振り替えて極力、軍事予算を少なく見せかけようと操作してる

と見られています

また、各地の暴動鎮圧に出動して市民を弾圧している武装警察官も、警察という名はつ

いていますが治安部隊であり、軍事組織に分類されるべきものでしょう

こうした警察部門の予算の伸びも著しく、2009年度予算では6兆7千億円を超えていま

す。どこまでも純然たる警察活動と見るのか、軍による警察活動と見るのか、線引きが

不明です
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=40293

この警察部門と軍事部門の予算を併せれば、中国政府の公表している額で13兆7千億

円を超えます

日本の場合、防衛予算約5兆円で警察の予算は2700億円ですから、併せても5兆3千

円です。いかに中国のそれが突出しているか、分かると思います

そして最大の問題は、こうした多額の予算を毎年飲み込んでいる中国の人民解放軍が

中国を守るための軍隊ではなく、中国共産党を守るための私兵集団だという点にありま

す。人民解放軍も堂々とそう宣言しています
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0629&f=politics_0629_002.shtml

つまり、中国共産党による支配を武力で支えるのが人民解放軍の役割であり、そのため

ならばいつでも国民に銃を向ける用意がある、という意味です。まさに天安門事件でやっ

てのけたように

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中国軍の本当の実力
ビジネス社
阿部 純一

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