有名指揮者プレトニョフ 少年買春で逮捕
ロシアの著名ピアニストで指揮者のミハイル・プレトニョフ容疑者(53)が、タイ人の少年に性的暴行を加えた疑いで、タイのリゾート地パタヤで逮捕された。警察が7日発表した。
ロシア・ナショナル管弦楽団の創設者で、同国大統領の文化顧問も務めるプレトニョフ容疑者だが、14歳の少年に性的暴行を加えたほか、複数の少年とも「恥ずべき」写真をとったとして、5日に逮捕された。
警察は「身柄を拘束されている売春組織関係のタイ人の男から情報を得た」としている。プレトニョフ容疑者はパタヤに自宅を構え、複数の事業を行っていた。
プレトニョフ容疑者は容疑を否認しており、6日に30万バーツ(約80万円)の保釈金を支払って釈放されたが、タイを出国するには裁判所の許可が必要という。有罪判決を受けた場合、最高で禁固20年を言い渡される可能性がある。
(ロイターの記事から引用)
容疑もないのに逮捕したりはしないでしょうから、少年を買春した事実は濃厚でしょう
あるいは過去に何度も買春目的でタイへ旅行しており、捜査当局からマークされていたのかもしれません
児童ポルノ問題でも言及しましたが、漫画やアニメーションに登場する非実在少年の保護のために二次元メディアを規制するより、現実社会の中にいる性犯罪者をどうにかする方が先決です
人権保護を高らかに主張する欧米諸国の男性が、買春のためにタイやカンボジアに押し寄せている現実があります
生活のためそうしたセックス産業で働かざる得ない少年少女もいれば、農村から「仕事を紹介してやる」と騙され売り飛ばされてくる少年少女もいるのですが、買春にくる外国人客がいるからこそ、こうした少年少女による売春が延々と続いているわけです
指揮者としてのミハイル・プレトニョフの実績はすばらしいものですが、こうした犯罪を許すわけにはいきません。禁固刑をくらうのは当然でしょう
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