「2ちゃんねるの時代は終わった」発言は外れる
リアルライブが「インターネット掲示板2ちゃんねるの功罪」という記事を載せており、その中で「2ちゃんねるの時代は終わった」との見解が示されています
中身に何も目新しいものはありません。名誉毀損の損害賠償請求が原因で2ちゃんねるがつぶれたりしないのは現実が証明しています
それをいまさら、鬼の首でもとったように得意げに指摘されてもねえ・・・
こうした稚拙な見解を見聞きするのはもう何度目かな、と感じます
リアルライブの掲載している記事は、妖怪研究家という山口敏太郎の個人のブログであり、インターネットを語るだけの見識を持ち合わせている人物ではないのは最初から明らかです。しかし、なぜか各メディアがこの山口敏太郎のブログを転載し、公論であるかのような扱いをしているから不思議です
これまで何度も「2ちゃんねるの時代は終わった」と言われてますが、だからといって消滅する気配もなく、廃れてもいません
アクセス数の増減はもちろんあるのでしょうが、それでも世界最大の匿名掲示板として存在し続けています
こうした「2ちゃんねるは終わった」発言に対し、ひろゆきは以下のような発言をしています
一時は、「オーマイニュースのような市民参加型メディアがこれから主流となり、2ちゃんねるの時代は終わる」とも言われていました
「2ちゃんねるの時代は終わった」
「こうして若手知識人によって2ちゃんねるは、2004年秋に引導を渡され終わらされてしまった、ということになるのかもしれない」との記述が虚しく響きます
引導を渡したつもりが、実は自分たちの見識の無さを露呈しただけ、というオチです
市民参加型のメディアであるオーマイニュースは敗退して消滅し、2ちゃんねるは生き残っています
ミクシィやツイッターのようなメディアがこの先どうなるのかは分かりません。ただ、ミクシィがあるから2ちゃんねるが廃れて消える、という可能性は皆無でしょう
妖怪研究家の山口さんが何を根拠にそう考えているのかは不明ですが
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