中国 梅毒感染者が急増
レコードチャイナの配信記事で、中国国内の梅毒感染が深刻だとする報道があります
2009年の梅毒患者は計32万7433人で2008年より17%増えている、というものです。例によって公式な統計として挙げられている数値ですから、潜在的な感染者はこの数倍に達すると考えた方がよいでしょう
しかし、これだけでは実情がよくわかりませんのでさらに検索すると、AFP通信の記事が見つかりました
毛沢東時代に徹底した梅毒対策を行い、これを制圧した実績があると書いてあります
(引用元記事が削除されました)
新生児の先天性梅毒の感染率の高さも目につきます。妊娠中絶が盛んに行われている中国でこの数字ですから、実際の感染率はもっと高いのでしょう
売春で生計を立てている者は、自分が梅毒に感染していると自覚していても売春を続ける可能性があります。あるいは買春している者は感染にすら気がつかず、他人に梅毒を感染させまくっている可能性があります
日本のメディアは判で捺したように「経済成長著しい中国」という報道ばかり流していますが、犯罪の激増や麻薬乱用、性感染症の広がりといった深刻な社会問題に直面している事実をもっと取り上げるべきでしょう
人口の多い巨大な国だけに、その舵取りの難しさは日本の比ではありません
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