北朝鮮拉致問題まで利用する小沢一郎の姑息
本来の政治とは関係のない、民主党の三宅雪子議員転倒の話題がメディアを賑わせていますが、その裏で気になる話題があったので取り上げます
民主党の小沢一郎幹事長が北朝鮮関係者と接触し、拉致問題をテコに鳩山政権の人気回復を目論んでいる、という話です
ZAKZAKの記事によれば、小沢一郎が盟友である鈴木宗男を密使として中国に派遣し、北朝鮮政府関係者と接触、拉致問題について話し合った、とあります
北朝鮮側は「新たに拉致被害者が２人見つかったので日本へ返す」と言い、その見返りに金銭と「日本政府はこれ以上、拉致問題を追及しないと約束せよ」と迫ったと推測されます
「拉致された日本人はいない」と言明してきた北朝鮮ですが、まだまだ北朝鮮国内に拉致被害者が生存しているのは確かなようです
しかしさすがの剛腕小沢一郎も、「２名の返還だけで拉致問題に終止符を打つ、と北朝鮮に約束した愚かな政治家」と言われるのがイヤだったのか、交渉は決裂したと書かれています
真偽のほどは不明ですが、北朝鮮を電撃訪問して世間を驚かせた小泉首相を真似て、小沢一郎が「鳩山首相の北朝鮮訪問で、拉致被害者２名を日本に連れ帰れば支持率大幅アップ」と考えても不思議ではありません
参議院選挙対策のためなら何でもやるつもりでしょう
先般、北朝鮮の金正日は中国を訪問し、「極秘」であるにも関わらず視察して回る姿がテレビの画面に映し出されました。もちろんそこに映っているのが金正日本人であるとは限らず、影武者なのかもしれません
金正日は中国に経済支援を要請するため出かけたと見られています。つまりそれだけ北朝鮮の国内事情は逼迫しており、追い詰められている証なのでしょう
かつて日本による北朝鮮への経済制裁について、「日本だけが経済制裁しても効果はない。日本は孤立している」と一部のメディアは批判していましたが、どう見ても孤立しているのは北朝鮮の方です
ここで小沢一郎が下手な動きをして、北朝鮮を助けるような真似はしてほしくありませんし、２名の拉致被害者を助けるだけで他の被害者を見殺しにするような愚かな選択は避けるべきだと思います
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