北朝鮮への制裁を各国に呼びかける韓国
韓国海軍の哨戒艦が沈没した件で、韓国は北朝鮮の魚雷による攻撃が原因だと主張し、北朝鮮への制裁に各国が協力すべきだと韓国メディアは報じています。特に北朝鮮への影響力を持つ中国に対し、北朝鮮への制裁に同調しろと求めています
北朝鮮との境を接する海の上で韓国海軍の哨戒艦「天安」が突如沈没し、46人の乗員が亡くなりました。記事にあるように韓国側は「北朝鮮による攻撃が原因だ」として憤っています
そして北朝鮮に制裁を加えるべきだと各国への働きかけを強めています
「何をいまさら」というのが正直な気持ちです
拉致問題で日本が北朝鮮に経済制裁を加えたとき、日本の政策をあからさまに批判したのが韓国です
金大中、盧武鉉と二代続いた政権は北朝鮮への宥和策を取り、さまざまな形で北朝鮮を支援しました。その結果、北朝鮮は長距離弾道ミサイルを開発し、核兵器を開発したのです。つまり韓国の宥和策が北朝鮮を増長させ、軍事力増大を許したと言えます
韓国はことあるごとに、「北朝鮮を理解できるのは同じ民族である我々だけだ」と主張し、日本の対北朝鮮政策を「北を理解していない」と批判してきました
今回の哨戒艦沈没事件で、北朝鮮を理解しているとうぬぼれていた韓国こそ、北朝鮮を読み誤っていたとバレたわけです。北朝鮮宥和策というのがいかに間違ったものであったか、明らかになったと言えるのです
金大中大統領は金正日と首脳会談を実施するため、北朝鮮に約500億円もの金を渡しました
盧武鉉大統領も金正日と首脳会談を実施するため、同じだけの金額かあるいはそれ以上の額を渡したと思われます
このほか、食糧支援やら金銭的な支援など韓国は2000億円以上もの援助を北朝鮮に与えました
いまになって「北朝鮮に制裁を加えるべきだ」と韓国国内の世論が沸騰しています
北朝鮮との宥和を主張する金大中や盧武鉉を大統領に選んだのは韓国国民です
だからこそ、「何をいまさら」と思ってしまうのです
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