特ダネのためなら不倫もあり 毎日新聞記者
4月上旬、突如として元毎日新聞記者西山太吉を英雄のごとく持ち上げる報道が始まりました。沖縄返還にまつわる日米政府の密約に関する文書を開示せよ、との判決が東京地方裁判所で下されたためです
西山元記者は「完全勝利だ」と発言しました
西山元記者は1972年、沖縄返還を巡る日米政府の密約を暴き、世紀のスクープをものにしたと賞賛されました。しかし、取材のため外務省に勤務する女性と肉体関係を持ち、外務省の機密文書をコピーさせていたと発覚し逮捕されました。これが「西山事件」と呼ばれるものです
事件の詳細は以下のサイトをご覧ください
特ダネのためなら人妻と不倫(外務省職員の女性は既婚者)もあり、という西山記者の取材方法に批判が集まり、毎日新聞は大きく売上を低下させ経営不振に陥ったほどでした。世間は日米政府の密約より、西山記者の取材方法に怒ったわけです
外務省勤務の女性は西山記者の気を惹くため、役所の文書をせっせとコピーして渡しました。西山記者が取材のため渡米すると、コピーした文書を国際郵便でわざわざ送っています
西山記者にとって彼女は都合の良い女でしかなかったのかもしれませんが、彼女はすっかり惚れ込んでしまったようです
しかし、西山記者とその支持者は「不倫とか、そんなものは問題じゃない。沖縄返還をめぐって日米政府の間に密約が交わされていたことが問題だ」と繰り返し主張してきました
いまでも西山元記者は自分が既婚女性を口説き落とし、肉体関係をもち、外務省の機密文書を入手した取材方法について反省してはいないようです(大人同士の自由な恋愛だったとでも言いたいのでしょうか?)
女性事務官は機密漏洩で有罪判決を受け、免職となり、離婚に追い込まれました
とはいえ、彼女の方は週刊誌等の取材を受け、西山記者に責任を被せるような発言をしています
こじれてしまった男女関係においては、どちらが悪いと非難合戦をしても後味が悪いだけなのですが
現在でも一部のジャーナリスト、メディア、市民団体は西山元記者を英雄扱いしています。「国民の知る権利」を守り、真実を明らかにしたジャーナリストの鑑として
だが、そうなのでしょうか?
自分の功名心のため、特ダネをものにしたいため、人を踏み台として利用しただけではなかったのでしょうか?
ウェッブサイトで「西山太吉の妻 37年目の初告白」という記事を見つけました。西山記者の妻が事件について語ったものです
西山記者は自分の特ダネをものにしたにも関わらず、それが正当に評価されないで、男女の不倫スキャンダル扱いされるのに立腹しているようです。しかし、繰り返し述べますが、自分の取材方法についてはまったく反省していない様子が見えます
取材源、情報提供者を守るというのがジャーナリストの鉄則ですが、西山記者はそれを怠っています。さらに取材で知りえた情報を報道に用いるだけでなく、野党の国会議員に渡し、政治問題化させようと画策していた点も批判される理由です
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