万博ソング騒動　岡本真夜のアルバム売れ行き好調

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万博ソングのパクリ問題については何度も書いてきたとおりですが、岡本真夜のベスト盤が注目されるなど、思わぬ事態になっています


岡本真夜のデビュー１５周年の記念アルバムにはパクリ騒動で脚光を浴びることになった「そのままの君でいて」が含まれていなかったため、作り直しになったという話です
過去に発売になっているアルバムを買い求める人もいて、在庫はない状態だそうです
携帯電話やパソコンで曲をダウンロード販売するサイトでもアクセスが急増し、現代のヒット曲に割って入る人気だとかで、関係者はホクホクでしょう
ＣＤが売れなくなり、いまでは１０万枚を超えれば大ヒット扱いです。今回の特需は我々部外者が考える以上に業界にとって朗報なのでしょう
ちなみに岡本真夜のヒット曲「ＴＯＭＯＲＲＯＷ」はシングルの売上が２００万枚だったといいますから、規模が違います。岡本真夜が作曲した段階ではスローバラードだった曲を、プロデューサーの意見でアップテンポで元気な曲にしたのがヒットの要因でした
ＺＡＫＺＡＫの記事では万博事務局との著作権使用料交渉がこれから始まり、５億円くらいで決着するのではないか、との予想が書かれています
中国が気前良く５億円も支払うとは思えませんが
さらに、間に入って交渉する人物が１０％くらいの手数料を要求するのでしょうから、実際の取り分はもっと小さな金額になると考えられます
上海万博の方は新たにマスコットキャラクターがパクリだとの疑惑が浮上し、さらには開催国の威信をかけた中国パビリオンもセルビア万博の日本館のデザインのパクリだという指摘を受け、踏んだり蹴ったりの状態です
日本の観光庁長官は「上海万博の最大の応援団は日本。日本からは１００万人の観客が足を運ぶだろう」とリップサービスに努めていますが、見に行くだけの価値があるのか疑問です

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TOMORROW
徳間ジャパンコミュニケーションズ
2005-11-09
岡本真夜

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