「世界で将軍様スタイルが大流行」と報じる北朝鮮
「嘘も百万回言えば真実になる」という朝鮮のことわざがあるそうです
あらゆる文化の起源を主張する韓国ですが、根底には上記のような考えがあると思います
さて、AFP通信が「金正日総書記のファッションが世界で大流行している」と報じる北朝鮮メディアについて記事にしています
北朝鮮の公式ウェブサイト「わが民族同士(Uriminzokkiri)」が7日、金正日(キム・ジョンイル、Kim Jong Il)総書記(68)のトレードマークである作業着風の服装が、総書記の「偉大さのおかげで」世界で流行ファッションになっていると伝えた。
同サイトは朝鮮労働党機関紙、労働新聞(Rodong Sinmun)の記事を引用し、「公務の際は常に質素なスーツに身を包んでいる偉大な将軍さまの威厳をたたえたイメージは、世界の人々の心に深い印象を残している。将軍さまの偉大な人物像がまことに傑出している証だ」と伝えた。
さらにこの記事は、総書記の服装についてフランス人のファッション関係者が匿名で語ったコメントとして、次のような発言も掲載している。「金正日モードの驚くほど素早い広がりは、世界のファッション史上例のないものです」
金総書記はいつも、色はカーキ色か青灰色、筒型の前ジッパーの上着とズボンの上下揃いを着用している。外国の要人を出迎える際などにも同じ服装だ。さらに冬の定番としてこの上から、「現地指導」と称して国内各地を視察する際にはずんぐりとしたフード付き防寒ジャケットをはおり、毛皮の帽子をかぶる。
(AFPの記事から引用)
こんな服装をしているのは東国原知事くらいでしょうか?
しかし、東国原知事は金正日を信奉しているわけではなく、仕事着として着ているだけです。テレビに出演するときはスーツ姿ですし
あの仕事着スタイルで銀座のクラブに出入りしていたなら、「2ちゃんねる」で神と呼ばれるかもしれませんが
外国の要人を迎える際もあのダサい服装という徹底ぶりですが、果たして賞賛される行動なのかは疑問です
かつては中国の政府首脳も来日の際には人民服スタイルでしたが、いまではスーツ着用になっています
例外は国家主席の江沢民です。外国訪問の際にはスーツを着る江沢民が、来日した際の宮中晩餐会では人民服を着ていました。ドレスコードを無視し、革命の闘士であるとアピールしたかったのかもしれません
日本訪問の後、江沢民はアメリカを訪問していますが、ホワイトハウスでの晩餐会では黒いタキシードを着ています。ホワイトハウスの晩餐会ならタキシードは着るが、日本の宮中晩餐会ごときでタキシードなど着れるか、と考えていたようです
こうした料簡の狭さから、中国はいつまでたっても三流国家だな、と感じます
それにしても北朝鮮では、国民が皆あのようなダサい服装をしているのでしょうか?
以前、金正日のコスプレをしている男性がいて、作業着やらサングラスをそっくり真似していましたが、周囲の空気は完全に冷めていました