缶コーヒーのCM ハリウッド俳優の底力
日本の缶コーヒーの売上は8000億円にもなるそうで、「たかが缶コーヒー」とはあなどれない市場のようです。新商品の爆発的なヒットで市場シェアを塗り替える可能性もあります
から、各社とも商品開発にしのぎをけずっているようです
そして商品開発だけでなく、コマーシャルも企業にとっては重要な戦略です
前回は「日本のファンタのCMがすごい」という話題を紹介しましたが、今回は缶コーヒーのCMを紹介します
ハリウッド映画で渋い脇役として活躍するトミー・リー・ジョーンズによる「缶コーヒーBOSS」のCMは皆さん、ご存知だと思います
YoutubeではこのCMに英語の字幕スーパーをつけたものが紹介され、人気を集めています
これまでのシリーズを丹念に集め、字幕をつけて公開するというマニアックな仕事をしているファンがいるのにも驚きます
一般論として、「ハリウッドで売れている映画俳優はCMに出演するのは恥」とする風潮がアメリカにはあり、アメリカ国内で放送されるCMに出演することはまずありません
無名の新人俳優やスポーツ選手、コメディアンがCMに出演するのは構わないという話ですが、その辺りの感覚は日本人に理解できないものがあります
そのため、トミー・リー・ジョーンズのような俳優が日本のコメディ風CMに出演している姿は、かなり衝撃的なようです
Youtubeの動画に付けられたコメントの中にも、「金儲けのためだね」と冷ややかな意見もあります
一方で、「キュートだ」とか「動じない表情がすごい」、「hahaha」という反応からも、純粋にエンターティメントとして見ている人も多いようです
ニコリともしないジョーンズの表情と、ひねりの効いたシチュエーションの組み合わせはなかなか傑作だと思うのですが、皆さんはどうでしょうか
ちなみに「ホスト」編で撮影衣装を気に入ったジョーンズがこれをもらって帰った、というエピソードもあります。家で着ている姿は想像したくありませんが
プライベートで何度も来日しているトミー・リー・ジョーンズは京都が気に入ってるらしく、京都の老舗瀬旅館が火事になった際、宿泊客の中に彼がいてお忍び旅行がバレた、などという話もあります
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