映画「TAJOMARU」 小栗旬主演でもコケる

「TAJOMARU」という映画のタイトルから皆さんは何を連想するでしょうか?
自分は中南米でも舞台にしたアクション物の外国映画だろうと、しばらくの間は思っていました。これが小栗旬主演の時代劇だと知ったのは映画が公開されて随分と経ってからです
そもそも芥川龍之介の小説「藪の中」に登場する盗賊多襄丸を主人公とした映画になぜ「TAJOMARU」というタイトルをつけたのか、不可解です

予告編の動画があるのでご覧ください

時代設定や物語からしても「TAJOMARU」というタイトルはあまりに陳腐です
プロデューサー山本又一朗のインタビューを「日刊サイゾー」が掲載しています


山本プロデューサーは自信たっぷりにこの映画について語っていますが、興行では惨敗しており、興行収入は5億円に達しませんでした
予告編を見て思うのは、主人公である盗賊多襄丸が平凡すぎてキャラが立っていないという点です。顔に隈取を入れ、真紅の衣装を着せ、髪も真紅に染めるなど異形の者に仕立てれば、世を恐れさせる盗賊多襄丸としての凄みを表現できたでしょう
名門の地位を捨て盗賊に身を落とした人間としての覚悟を示せたと思います
そうやって主人公の姿を浮き上がらせないとあまりに画面の色調が凡庸で、小栗旬の姿が埋没してしまいます
「日刊サイゾー」のインタビュー記事の画面に小栗旬と出演者たちが一緒に映っている写真が載っていますが、衣装が地味過ぎてどこに小栗旬がいるのか分かりません
あるいはDVDのジャケット写真を見ても同じことが言えます。一目で主人公が誰か分かるような絵にしないと魅力をアピールできません。この色使いは監督、あるいはプロデューサーを感覚を疑います
こうした絵しか撮れないようでは映画は失敗です。映画は女優を美しく、男優をカッコよく見せてナンボです。せっかく小栗旬を主演に起用してもまったく生かせてません。むしろ絵が彼を殺してしまっていると言うべきかと思います
山本又一朗が敏腕プロデューサーなのかどうかは知りませんが、もっと映画を勉強するべきでしょう。「TAJOMARU」というタイトルだけでも失敗で、制作者の独り善がりにしか思えません

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