強姦事件多発の韓国 対策は?

韓国では強姦事件の多発に頭を悩ませており、対策として刑務所を出所した者にGPS機能付きの足輪の装着を義務付けるという法律が施行されました


刑務所から出所した人間がどこにいるか、常に監視できる装置です
韓国メディアの論調は「これが性犯罪抑止の切り札になるかどうか」を問題視するのではなく、ハイテク装置導入を自慢するような論調が見られるのが気がかりです
ハイテク信仰が極端に強いお国柄を示しています
自分の意見としては、GPS機能付きの足輪は性犯罪抑止にあまり有効だとは思えません。足輪をつけていようと、性犯罪に走る者は出てくるでしょう
韓国では性犯罪の刑罰が軽く、刑務所に2年から3年服役すれば出所できます
ある強姦事件の犯人は前科21犯でした。刑期が短いため何度でも強姦を繰り返すわけです
ハイテク装置の導入より、性犯罪者の刑罰を重くするべきでしょう
しかし、性犯罪の刑罰が軽いのは韓国社会の中で男性の多くが、「強姦くらいで重い刑罰を科すべきではない」という意見を抱いているためであり、厳罰化の議論は進んでいません
昨年、小学校低学年の女児が強姦される事件が韓国で起こりましたが、被害者は膣から肛門まで裂け、腸が体に外に飛び出すという悲惨な状態でした。これほどひどい強姦事件でも、韓国の法律では懲役5年くらいなのだそうです。犯人は強姦事件で何度も服役していた人物ですが
また、韓国では受刑者に対し頻繁に恩赦が行われており、クリスマスや釈迦の誕生日と建国記念の日などにも恩赦が行われますし、新しい大統領が就任するたびに大規模な恩赦が実施されます
強姦事件など凶悪事件で何度も服役している人間に恩赦を与えるのはどうか、と思うのですが「恩赦の恩恵は広く適用されるべき」という考えが根底にあるようです
「犯罪者を許す寛容な社会」というより、モラルの崩壊を招くだけだと思います
最近では自分の娘を強姦する父親も珍しくありません。そうしたケースは事件にならない場合も多いのでしょうが、例え父親が逮捕され服役しても2年くらいで家に戻ってくるのだから事態は深刻だ、と韓国メディアが記事にしていました
強姦犯である父親と同居しなければならない現実の前で、GPS機能付きの足輪が何の役に立つのでしょうか?
強姦事件で2度目の服役となる者には刑を加重し懲役10年以上とするとか、3度目の服役なら懲役16年以上にするとか、やり方はいろいろと考えられるはずです
もちろん日本も例外ではなく、性犯罪の厳罰化は検討してしかるべきでしょう



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