熱血松岡修造が人気を集める理由

熱血スポーツキャスター松岡修造のパロディがニコニコ動画などで人気になっていると、Web R25で取り上げています


その松岡修造熱血コメントを使ったパロディには以下のようなものがあります


今の時代、「うざい」とか「熱血バカ、キモい」と言われそうな松岡修造の発言ですが、それでも人の心の中にはこのような熱い応援を期待する気持ちがあるのかもしれません
松岡修造をネタにしたパロディもあります

「芥川賞該当作なし」については
「おい!今なんて言った!?『該当作なし』だと!!おい!出版不況だろ!!打開する絶好のチャンスじゃないか!!無いことはない!どこかにあるはず!!探そうよ!!」

不況、リストラ、自殺増加、就職氷河期などなど暗い話題ばかりの昨今、これだけ情熱的に「あきらめるなよ」と叫ぶ男は希少価値があるのでしょう
NHK「クローズアップ現代」では、「ほめ言葉を集めた小冊子が人気」だと取り上げています。これも誰かにこんな言葉をかけてもらいたい、との願望の現われなのだと思います。こんな時代だからこそ、「がんばっているね」とか「よくやったね」と言われたいと素直に応援することが、感動を口にすることが恥ずかしいとされる風潮になったのはいつからだったのでしょうか?
ポジティブシンキングは役に立たないというのが自分の持論ですが、だからといってあれも駄目、これも無駄だと考えているわけではありません
当ブログも気がつけば皮肉や批判が表に出すぎて、「社会を斜めに見てくさす」という不満のはけ口になりかけているかも、と自戒すべきなのでしょう
松岡修造ほどの熱血コメントはできませんが、時には素直に賞賛したり、感動を口にできるようなブログを目指したいと思います



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