日本の少女マンガに女性像の未来を見ようとするアメリカ
タイトルが分かりにくいだろうな、と思いつつ掲げてみました
アメリカは自由の国だとイメージしている方も多いと思いますが、実はテレビドラマや映画でも表現にはさまざまな制約があります。そうした制約がドラマや映画に登場する女性像の表現を制限し、詰まらないものにしているとの批判があると踏まえたうえで、以下のブログの記事に目を通してください
アメリカの女性像の未来と日本の少女マンガ。
ハリウッド式の女性像とはピンチに陥ったとき男性に救われる女性であり、その男性にベタ惚れして献身的に尽くす女性です
まるで1960年代ハリウッド映画みたいな話ですが、現代においてもこうした典型的な女性像を提供し続けており、この制約に反するドラマや映画は徹底的に批判されます
映画「エイリアン」ではシガニー・ウィーバーは闘う女性を演じていますが、あれはSFだから容認されているわけです。もし現代劇で、暴力亭主と闘う主婦の話だったなら轟々たる非難を浴びたでしょうし、そもそも映画化などされないでしょう
アメリカではこどもの頃から女の子は「父親を尊敬し母親を手本とする」よう求められ、恋人に忠誠を誓わされ、結婚後は夫に従順な貞淑な妻、こどもにとっての「良き母親」という役割を求められます
こうしたハリウッド式の女性像ばかり押し付けられうんざりしていたアメリカの視聴者が驚きをもって発見したのが、上記の記事にあるように日本のマンガなのです
前置きが長くなりました(と言うより結論ですが)
しかし、だからといって日本のマンガやアニメが手放しで歓迎され、絶賛されているわけではありません。やはり文化の違い、価値観や道徳観の違いがあります
「カードキャプターさくら」 日本版と北米版の違い
この先、彼女達が日本のマンガやアニメーションに何を見出すのか興味はつきません
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