芥川賞該当なし 直木賞は佐々木、白石

芥川賞と直木賞の発表がありました。結果はタイトルに示したとおりで芥川賞は該当者なし。直木賞は佐々木譲と白石一文となっています


予想は一部、当たりましたがあまりすっきりしません
白石一文は元文芸春秋の社員で各雑誌の編集に携わっていた人物です。直木賞も芥川賞も文芸春秋社による文芸春秋社のための賞ですが、こうも露骨に身内をひいきにする賞の運営は疑問です
直木賞候補に挙げられた各作品について大雑把なレビューが以下の記事にあります


直木賞はエンターテイメントの分野で作家として評価を確立した作家が受賞するため、その後も継続して作品を発表する人がほとんどです。しかし、芥川賞の方は純文学系の新人作家であるため、受賞後はまったく活躍できずにいる人が少なくありません
10年1度くらいは第二の村上春樹と呼ばれるくらいの大型新人に登場してもらいたいのですが

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