冬の味覚 かぶら寿司

新潟でも富山でも冬場には天然のブリが水揚げされますが、値段は大きく異なっている

ようです。浜での取引価格は違っても、店先に並ぶときはそれなりの値段ですが
http://www.asahi.com/national/update/1124/TKY200911230316.html

新鮮なブリはそのまま刺身にしてもよし、焼いてもよし、大根と煮込んでブリ大根にする

もよしですが、北陸地方ならではの食べ方は何と言ってもかぶら寿司でしょう

塩に漬けたぶりの切り身をかぶに挟んでさらに糀漬けにし食べるという、手間をかけた

一品です（誰が考えたのでしょうか？）

石川の人間に言わせるとかぶら寿司は金沢の家庭料理であり、一般家庭でも作るの

だと言います。富山の人間に言わせると氷見のぶりを使ったかぶら寿司こそ本物のか

ぶら寿司だと主張します。まあ、どちらが本家でも元祖でも構わないのですが

ぶりだけでなく鯖などの魚を使ったかぶら寿司もあり、そちらの方は値段が安くなります

北陸では食品スーパーでも２、３切れのかぶら寿司をパックにして販売してますが、晩

のおかずというには少々高い値段です

しかし、かぶら寿司は冬の間だけの限定生産なので、いま食べなければ来年の冬まで

口に入りません。冬の間に１度は味わっておきたいものです

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