私的な十大ニュース 韓国盧武鉉元大統領自殺

今年を振り返り、私的な関心を抱いたニュースを取り上げます。「十大ニュース」とタイト

ルにはありますが、必ずしも10件のニュースを列挙するものではありません

さて、最初に挙げるのは韓国の盧武鉉元大統領の自殺です。大統領在任中に不正な

資金を受け取っていた疑惑で調査を受けたことが自殺の原因とされますが、奇怪なの

は自殺によって一切の捜査が終結し闇に葬られたことです

大統領夫人が多額の不正な資金を受領し、アメリカで土地や住宅を買いあさっていた

と発覚していながら、大統領夫人は逮捕も起訴もされませんでした

法による裁きが適応されない韓国は法治国家とは呼べません。情実や賄賂が横行す

る三流国家です

さて、盧武鉉大統領は面子にこだわり、外国を訪問する際には必ず「国賓」として招待

するよう要求していたのは有名です。経済大国韓国の大統領なのだから「国賓」扱い

を受けるのは当然、と考えたのでしょう

しかし、アメリカは盧武鉉大統領に対しては冷淡で、「ブッシュ牧場に招待しろ。でなけ

ればキャンプデービッド山荘に招待しろ」と韓国が要求しても頑として応じませんでした

小泉元首相がブッシュ農場に招待され、身内扱いされたのとは大きな違いです

そうした面子への執着もあって、盧武鉉大統領はイギリスに国賓として招かれています

イギリスやアメリカの場合、国賓として招く客は年に2人ないし3人と限定しているため、

これは貴重な機会を手にしたと言えます

さらに盧武鉉元大統領はエリザベス女王から勲章を授かるのを大いに期待していまし



今回の訪問で念願がかないバース勲章を授与されています

ちなみにイギリスの勲章は次のような序列になっています(出典はWikipedia)
・ガーター勲章(Order of the Garter 日本人は明治、大正、昭和、平成天皇が授章
・シスル勲章(Order of the Thistle)
・聖パトリック勲章(Order of the St.Patrick)
・バース勲章(Order of the Bath) 日本人は桂太郎が授章
・聖マイケル・聖ジョージ勲章(Order of the St.Michael and St.George) 日本人は松方
正義が授章
・英帝国勲章(Order of the British Empire)
・メリット勲章(Order of Merit) 日本人は山県有朋が授章
・コンパニオン・オブ・オナー勲章(Order of the Companion of
Honour)
・ロイヤル・ヴィクトリア勲章(Royal Victorian Order) 日本人は東郷平八朗が授章
・帝国功績勲章(Imperial Service Order)

この記事を書いたとき、盧武鉉大統領が授与された勲章をロイヤル・ヴィクトリア勲章と

書いていましたが、ニュースソースを確認するとバース勲章が正しいと判明しましたの

でおわびをし、訂正します

盧大統領―ブレア、今日首脳会談
http://japan.donga.com/srv/service.php3?biid=2004120201788&path_dir=20041202

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盧武鉉大統領で韓国は大丈夫か
日新報道
佐桑 徹

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