韓国マンガ 自称100年の歴史

韓国のマンガの歴史を綴った本が出版された、と中央日報が報道しています

ソース:中央日報日本語版

韓国では「わが国のマンファ(漫画)の歴史は100年あり、日本の漫画も元は韓国のマンファから派生したものだ」と称しています
さて、その本「私の人生のマンガ本」ですが、なぜか1940年代からの漫画の主人公たちが紹介されています
100年の歴史があると自称しているのですから、100年前の歴史から語るべきだと思いますが・・・
日本では北斎漫画は言うに及ばず、絵と物語を組み合わせた「黄表紙」などの読本が江戸時代には出版されており、町民たちの娯楽として普及していました
そのような大衆文化が韓国にあったのか、疑問です。そもそも李氏朝鮮時代は文字の読み書きが普及しておらず、一般大衆のほとんどは文盲だったとされます
漫画の話に戻します。韓国の漫画事情を紹介したウェッブサイトがありますが、ここもやはり1900年代から1945年までの歴史はすっとばしています


日韓併合によって抑圧された、とでも主張するのかもしれません
そして1945年以降の韓国の漫画が日本の模倣、あるいは劣化コピーを続けてきた事実も、当然ながらうやむやにしています(日本の漫画の影響、と表現)
「歴史を直視せよ」と韓国メディアは日本に向かって発言していますが、歴史を直視すべきなのは彼らの方でしょう
日本と韓国の漫画やアニメーションの比較は興味深い話題なので、これまでにも繰り返し取り上げてきました

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