小沢幹事長訪中 625人もゾロゾロと同行

民主党の小沢幹事長が総勢625人もの訪中団をつれて北京に向かいました
国会議員は143人含まれています。修学旅行気分でしょうか?


12月10日に出発という予定は前々から決まっており、そのため国会の会期延長に難色を示したほどでした
つまり国会審議よりも中国訪問の方が大切だ、と小沢一郎や民主党の面々は考えているわけです
しかし、625人も連れて物見遊山とは正気の沙汰とは思えません
625人分の旅費は誰が負担しているのでしょうか?
中国での滞在費は中国政府が負担するのか、それとも日本政府が負担するのでしょうか?
あるいは平野官房長官が公開を渋っている官房機密費から数億円が支払われるのかもしれません
かつて中国の国家主席江沢民はアメリカを国賓として訪問した際、共産党の幹部や軍人、企業経営者(中国では企業経営者も共産党の幹部であり、地方政府の高官を兼職している)など500人あまりを引きつれて行ったことがあります
「まるで田舎者」と、アメリカのメディアの失笑を買ったのは有名です
つまり大勢を引き連れていった方が箔がつくという考えを笑われたのです
中国には昔から「皇帝には文武百官が仕える」との考えがありますから、大勢の官僚や軍人を引き連れることが権勢の証と江沢民は思っていたのでしょう
小沢一郎の発想もこれと似たり寄ったりで、得意満面でニヤけている顔が思い浮かびます(ネットの掲示板2ちゃんねるでは小沢一郎を江沢民になぞらえ、小沢民と呼称しています)
これに対して小泉純一郎は首相時代、国賓待遇など求めず、外国には簡略な実務訪問の形で出かけましたし、金魚のフンみたいに大勢を引き連れたりはしませんでした
今回の小沢訪中団は史上稀に見るおバカな外交使節団として記録にとどめておき、後の世の戒めとする必要があります

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田中 均

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