蓮舫議員への風当たり
行政刷新会議で大鉈を振るっている民主党の蓮舫議員に、数々の批判が噴出しています
出る釘は打たれると言いますが、問題の根源は単なる目立ちたがりへの嫉妬や敵意だけではなさそうです
サイゾーが「女性に苦虫をかみ潰させる、"バリキャリ"の亡霊・蓮舫議員」という記事を掲載しています
記事では、行政刷新会議で「国立女性教育会館」の意義を説明した神田子理事長に蓮舫議員がケンカを売った件を取り上げています
蓮舫議員にすれば相手の地位や立場、経歴なんぞ眼中になく、無駄な事業はすべて潰す気構えで会議に臨んでいるのであり、甘い言葉などかけている余裕はないのでしょう
その使命感が是非は別にして、蓮舫議員にとって行政刷新会議は晴れ舞台であり、メディアも注目する中で無駄な予算をばっさり切り捨て、国民の拍手喝さいを期待しているのだろうと思います
昨日今日国会議員になった民主党の新人女性議員とは違い、長く議員活動を続けてきた自負があるのでしょうし、いまだに「グラビアアイドルの成れの果て」としか見ない一部の人たちへの反発もあるに違いありません
あるいは内心、大臣のポストを期待していたのにそれが適わなかったことへで発奮し、己の実力をアピールしてやろうと目論んでいるのかもしれません
ともかく尋常ならざる野心に衝き動かされて邁進している状態です
結局そうやって蓮舫議員が活躍すればすれほど敵が増えますし、周囲の反発も強まると思われます
蓮舫議員が大臣になるには彼女を支える組織、派閥が必要となります
民主党内の勢力図には疎いので判然としませが、このままでは行政刷新会議での賑やかし役として使い捨てにされるかもしれません。国民の間から行政刷新会議への批判が高まれば、「あれは蓮舫の独断、パフォーマンス」と決め付けられ、すべては蓮舫の責任として片付けられる、という最悪の結果を招きます
スーパーコンピューターの開発予算を巡り菅直人副総理は、「行政刷新会議の結論が政府の最終的な結論ではない」と言い出し、行政刷新会議を骨抜きにするかのような姿勢を示しています
憎まれ役を押し付けられた行政刷新会議は何の決定権もない、単なるパフォーマンス集団であると判断されかねない事態です
そこで一人激しく踊って見せた蓮舫議員の姿を滑稽だと見るとか、憐れだと見るかは人それぞれですが
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