「鋼の錬金術師」から見える日韓歴史観の違い
いつも珍妙なブログを記事にするサーチナの配信しているニュースです
「鋼の錬金術師」から日韓の歴史観の違いが見て取れると主張している韓国人のブログを紹介したものです
いつもながら思うのですが、韓国人の主張する「歴史観」とはいったい何でしょう?
歴史を自分たちの都合に合わせて勝手に解釈する行為を「歴史観」と呼んでいるように思えます
そもそも日本人は言論の自由が認められた国であり、多用な歴史観を持っていますので、「日本人の歴史観はかくのごとくである」と指摘することこそ的外れです
ですから、そのような「日本人の歴史観」という的外れの前提の上に勝手きわまりない歴史観を語られても、有意義な考察など得られないのは当然です
さて記事の中身ですが、何を言いたいのか首をひねるしかない内容です
漫画のテーマとなっている「犠牲」「復讐」「正義」などの要素は非常に単純化されいるため、被害者側の複雑な心境が欠けているとし、加害者側の都合のよい解釈でしか描かれていないと指摘。そして、このような観点は『鋼の錬金術師』に限らず、日本の多くの著作物に見られるとし、日本の環境が作品に大きく影響しているのだろうと考察している。
突っ込みどころが多すぎていちいち指摘するのもあれですが・・・
「犠牲」や「復讐」がテーマであると断定しておいて、それが加害者側の解釈からのみ描かれているとの主張は矛盾のきわみです
「犠牲」や「復讐」は被害者の側が抱く思いであって、加害者側の一方的な解釈だとするのは不可解です
そもそも韓国人こそが、「加害者」と「被害者」という二元論的な歴史解釈にとらわれすぎているため、こうした発想しかできないのです
「日本は加害者」であり、「韓国は被害者」だとする発想です
この記事を韓国人の歴史観に沿って書き直してみましょう
歴史のテーマとなっている「犠牲」「復讐」「正義」などの要素は非常に単純化されいるため、加害者側の複雑な心境が欠けているとし、被害者側の都合のよい解でしか描かれていないと指摘できる。そしてこのような観点は「韓国の歴史観」に限らず、韓国の多くの報道全般に見られるとし、韓国の環境が思考に大きく影響しているのだろうと考察している。
余談が長くなりましたが、「鋼の錬金術師」は上記のような「加害者」対「被害者」といった二元論的な思考で描かれている物語ではありません
漫画やアニメはストーリーの骨格として「善玉対悪玉」という対決の構図を採用する場合が多いのですが、「鋼の錬金術師」は善や悪という二次元的思考を超えたところで物語を展開しているのが最大の特徴です
「何かを得るためには何かを犠牲にしなければならない」という「等価交換」の原則です
アニメのオープニングでも語られるこの「等価交換」の原則になぜ、ブログでは言及しないのでしょうか?
言及したくないのなら構わないのですが、その自慢の「歴史観」を「等価交換」の原則という発想で読み直してみてはどうかと思います(歴史が「等価交換」の原則によって成り立っているとは言いませんが、「日韓併合」で失ったもののあれば得たものもあるはずです。その得たものについて、彼らはまったく考えようとはしません)
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