英国女性殺害 市橋容疑者の拒食
さて、逮捕された市橋容疑者は供述を拒むとともに、食事をとらない状態が続いています。栄養剤の注射も行われましたが、現在はそれも拒否していると伝えられています
少し前の毎日新聞の記事は、「県警幹部も『すねているのかどうか、意図が読み取れない。逃げるという目標を失って放心状態なのか』と困惑気味」であると報じてます
端的に表現すれば、親に叱られたこどもが夕飯を拒否して部屋に篭っている状態、だといえます
何かの意図があって、計画があって食事を拒絶しているわけではありませんが、このまま衰弱すれば警察の留置場から出してもらえるかもしれない、というひそかな期待を抱いているのかもしれません
留置場から出されて病院に入院するともなれば、そこから逃げ出す機会も得られるという子供じみた発想です
そんなバカな、と思われる方もいるとは思いますが、市橋容疑者の行動は十分に子供じみています。人を殺害し、逃亡を続けるという行動自体がそれを証明しています
逮捕から逃れるために逃げているわけですが、同時に責任を問われるのが怖くて逃げているとも言えます。医学部受験に失敗し、己の人生から逃げ出したように
弁護士は「重大な人権侵害だ。即時、取調べを中断して市橋容疑者を入院させるべきだ」と言い出す可能性があります。市橋容疑者の思う壺です
繰り返し指摘していますが、千葉県警がプロファイリングによって市橋容疑者の人格や行動様式をシミュレーションしていたなら、今回の拒食という事態も予想できたはず、と思うのですが・・・
上記の報道にあるように「想定外の事態」だったというなら、プロファイリングをやり直した方がよさそうです
今後の展開を考えるなら、留置場内での自殺未遂もありえます(自殺するぞ、と脅すためのパフォーマンスでしょう)
そんな事態にならないよう、厳重に監視するようお薦めします
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