オーストラリアでの組織的児童虐待 被害者50万人
オーストラリアで、大規模かつ組織的な児童虐待が問題になっています
しかし、このAFPの配信するニュースでは何のことやらさっぱり分かりません
事件の一端は下記のブログで紹介されています
キリスト教系の慈善事業団体とされる救世軍がオーストラリア国内に設営した児童保護施設で組織的、継続的な児童への虐待や性的暴行、強制労働が行われていたと露見し、2003年にオーストラリアのABCテレビが報道しました
これらの児童はオーストラリア人だけでなく、イギリスから救世軍に保護されて送られてきた児童も含まれます
さらにはニュージーランドの救世軍施設でも同様の児童虐待が発覚し、集団訴訟に発展しているほか、イギリスでも救世軍施設内で児童虐待、性的暴行の事実が明らかになっています
信仰と教育の名を借りて、事実上隔離された児童に暴行を繰り返していたのですから、まさに悪魔の所業でしょう
こうした救世軍による児童虐待が問題になったのは最近の話ではありません
アメリカのメジャーリーグ、ボストン・レッドソックスで活躍した最後の4割打者テッド・ウィリアムズの母親は熱心が救世軍の活動家として知られていました。子育てには関心を示さず、幼いテッドを放り出して救世軍の活動にのこめり込んでいた人物です
救世軍とは何ぞや、と興味を抱いてその活動を調べてみたら、救世軍の施設に保護されたこどもが虐待されているという話が出てきたびっくりしたことがありました。もう十数年前の話です
あちらこちらの救世軍の施設(児童を監禁しているに等しい)で虐待の事実が露呈しても、それは個人の犯罪とされ、救世軍の責任そのものが問われず長年放置されてきたのでしょう
さて、年末も迫ってきました。毎年、年末ともなれば恒例の救世軍による社会鍋の募金活動が始まります。神の名において少年少女を虐待し、暴行を加えてきた集団に寄付する気にはなれません
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