女結婚詐欺師 整形と嘘言癖

連日、報道されている女結婚詐欺師木嶋佳苗ですが、今度は整形手術を受けていたとZAKZAKが取り上げています


整形手術を受けること自体をとやかく言うつもりはありませんが、木嶋佳苗の場合、その行為にどのような意味があったのか考えてみたくなります
記事の中で木嶋が関西在住の裕福な女性に擦り寄っていたと書いてあります
木嶋は、「自分の実家は北海道の名家で、フェリス女子大を出た。いまはピアノ講師とフードコーディネーターをしているが、実家から婿取りを強制されているため、医療従事者との出会いを求めて婚活中」だと自分を紹介しています
木嶋は彼女自身が描き上げた虚像に憧れ、そのような人物になりたかったのではないでしょうか?
ですが、「妄想と現実の区別がつかなくなっていった」などと言うつもりはありません
現実の自分が惨めで卑しくて、嫌いでたまらないからこそ、「北海道の名家出身のお嬢様」を気取りたかったわけで、妄想と現実の区別がそこには存在します
嘘が嘘であるという自覚が根底にあります
精神的な病で嘘を重ねる人や妄想に浸っている人の場合、嘘が嘘であるという自覚がありませんし、妄想と現実を比較検討する能力も著しく低下しているかまったく失われてしまっています
だからこそ、現実的に自分を変えるための整形手術をいう手段を選んだのでしょう(その前にやせろよ、という突っ込みもしたくなりますが)
さて、木嶋と接点を持ってしまった関西の裕福な主婦の方は「家政婦として雇え」と申し出た木嶋の要求を断っています
断って正解でした。もし家政婦として木嶋を招きいれたなら自殺に見せかけて殺害されていたと思われます
その上で木嶋は彼女の夫をモノにし、資産乗っ取りを図ったでしょう

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