女結婚詐欺師 日刊ゲンダイのブチ切れ記事

「結婚サイトだ」「出会い系だ」と異性に飢えた男女は“明日はわが身”と思った方がいい、と日刊ゲンダイが女結婚詐欺師木嶋佳苗について書いた記事の中で発言しています


日刊ゲンダイの記事に何ら新しい発見はありません
木嶋佳苗の実名を挙げているのが唯一の取り柄でしょう
居酒屋で酔っ払った中年サラリーマンが愚痴っているような論調はいつものとおり、日刊ゲンダイのスタイルです
末文にある「結婚詐欺が増えている」との指摘が事実かどうかは不明です
ただ、「婚活ブーム」という世間の風潮を水をかけたいがゆえに日刊ゲンダイの記者が勝手に、「結婚詐欺が増えている」と書いているだけなのかもしれません
そして記事を読む限り、こうした日刊ゲンダイの読者層である孤独な中年サラリーマンが一番騙されやすいのではないか、と思ってしまいます
別の報道の中で、結婚情報提供業者が「婚活サイト」が犯罪の温床であるかのようなメディア論調に反論し、「事件は婚活サイトの中で起きているのではなく、知り合った後に起きている」と述べています
「踊る走査線」の「事件は会議室で・・・」の台詞を意識して脚色されたコメントなのかもしれませんが、根本的に間違っています。「事件は知り合った後に起きた」のではなく「最初から騙すつもりで婚活サイト」を利用していたのですから
つまり最初から詐欺を働こうとする悪意の持ち主に対し「無防備すぎる。無警戒すぎる」との警告は有益なのですが、「騙される奴がバカ」という日刊ゲンダイの記事は不快なだけです
人間は誰しも、他人から良く思われたいという願望があります
信頼されたい、尊敬されたい、愛されたい思い、行動するものです
そこに詐欺師が付け入る隙ができるのであり、「騙される奴がバカ」だと指摘したところで何の解決にもなりませんし、何かしらの真実を指摘した気分になっている日刊ゲンダイの記者の頭の悪さには唖然とします

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