再映画化決定　「時をかける少女」: 夾竹桃日記

2009年10月28日

再映画化決定　「時をかける少女」

２００６年に細田守監督によって劇場版アニメーションとして制作された「時をかける少

女」が、今度は実写版としてリメイクされると発表されました
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20091028-OHT1T00044.htm

映画化はアニメーション版も含めてこれが４回目になります

アニメーション版は上映館を絞った小規模公開ながらロングラン興行となり、国内・国

外の映画賞を２３も獲得するほど高い評価を得ました

今回の実写版はオリジナル脚本によると報じられているますので、過去の実写映画版

やアニメーション版とも異なるストーリーになるはずです。そのため過去の「時をかける

少女」を引き合いに出してあれこれ述べるのもどうか、と思います

タイトルと設定は借りているものの、まったく独自の作品と見るべきなのかもしれません

もちろん制作サイドとしては、過去の作品を見たファンを引き込もうとする意図もあるの

ですが

柳の下にドジョウはいるのでしょうか？

主演は仲里依紗ですが、すべては脚本しだいという気がします

上戸彩や長澤まさみ主演ではないのでひどいコケ方はせず、そこそこのヒット作（週間

興行収入ベストテンの７位くらいという微妙な位置）になると予想しますが、どうでしょう

ハリウッド映画もリメイクが目立ちますが、日本もそうした傾向がちらほら見えます

リメイクが悪いとは断言できませが、リメイク作品が前作以上に高い評価を得るのは難

しく、評判倒れに終わってしまうケースもしばしばです（最近では黒澤映画のリメイクの

ように）

決まり文句ですが、「脚本家と監督のお手並み拝見」と書いておきます