結婚詐欺 男性が相次いで不審死

結婚詐欺は古典的な犯罪ですがなくなりませんし、これからも繰り返されると思います
産経新聞が結婚詐欺で逮捕された34歳女性に関する記事を掲載しています


結婚話を餌に金をせしめるところまでは古典的な結婚詐欺ですが、練炭自殺に見せかけて男性を殺害するとなれば凶悪犯罪です
「恋愛に目がくらんで」とは昔から言われるのですが、コロリと騙される背景には何があるのでしょうか?
いわゆる自由恋愛の段階では相手の出自、経歴など気にもせずデートを重ねたりするわけですが、その段階で大金の貸し借りの話が出ればほとんどの人が警戒すると思います。素性の分からない相手に大金を貸すのはどうか、と
しかし、詐欺師はたくみに言い寄り、肉体関係を餌に金をせしめようとします
男の側からすれば「ケチな人間だと思われたくない」というプライドがあり、太っ腹なところを女に示してより好感触を得たいと計算します
そして金を貸せば二人の絆をより確かなものにでき、女をより引き寄せられると思い込むのでしょう
それにしても34歳の女詐欺師が「女子大生」を詐称し、男の側がそれを見抜けないのはどうかと
結婚に踏み切り前に、興信所などを使って相手やその家族の身辺調査をする習慣が以前はありました。田舎で互いに見知った関係であったり、仲人が身許を保障するような場合はそのような身辺調査は行われませんが
今回のような言わば「行きずりの関係」で、相手の素性を確認しないまま結婚話にのめり込んでしまうのは無用心すぎると言わざるを得ません
「太っ腹」であることと「無用心」とは違います
相手の素性を詮索するのを裏切りだとか、背信だと卑下するのも誤りで、恋愛を成就させたいのなら相手の素性を正確に把握するのは当然です
有名な結婚詐欺師で、航空会社のパイロットになりすました男がいました。パイロットの制服姿で羽田空港周辺の飲食店に出没し、女性に言い寄り結婚話を餌に金をせしめる手口です
男が本当に航空会社に勤務するパイロットかどうか、確認する手段はあったはずなのですが、多くの女性がこの男に騙され金を巻き上げられました
婚活ブームとされる昨今ですが、安易な出会いの提供をする商売に踊らされないよう気をつけたいものです



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