押尾被告と高相被告 その違い

産経新聞のウェッブサイトで高相被告と押尾被告の初公判の模様を読むことができ

ます。比べてみると2人の違いがいろいろ見えてきて興味深く思えます

法廷ライブ 高相被告
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/315272/

法廷ライブ 押尾被告
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/316218/

高相被告も押尾被告も初公判前に弁護士が想定問答を準備し、裁判官や検事の質

問にどう応対するか、入念にリハーサルをしたと思われます

しかし、法廷で緊張感を欠き居眠りとも見える態度を示した高相被告と、押尾学を演

じきった押尾被告とではやはり役者の違いが出たと言えるのではないでしょうか?

高相被告の場合、体調や精神状態は不明ですが、法廷のような人目にさらされる場

に慣れていないのは確実です

実際の裁判に立ち会うと、被告人が緊張のあまり声が出なかったり、言葉に詰まると

いった場面をしばしば目撃します。高相被告が途中で飲み物を求めたのもそのため

でしょう

押尾被告の方はカメラの前に立ったり、ライブ会場で演奏するなど、人前で注目を浴

びるのを苦にしないので法廷でも自分を見失わず、受け答えができたのでしょう

高相被告の場合、初公判でのプレッシャーはあるものの弁護士から、「覚醒剤事犯は

初犯の場合実刑ではなく執行猶予になる」と聞かされているはずなので、切迫感はほ

とんどないと思われます

有罪は確実だが実刑(刑務所行き)はないと決め込んでいるため、それが態度に表れ

たのだろうと推測します

一方、押尾被告の場合、一緒に合成麻薬を使用した女性が死亡した件で捜査が進行

中であり、追起訴されてこちらは実刑になる可能性もありますから、言動はあくまで慎

重だったのでしょう

この先どのような展開になるかは分かりませんが、覚醒剤使用を軽く考えている高相

被告は、執行猶予になっても再び覚醒剤使用に走る危険があるように感じられます

「初犯だから執行猶予」という形式的な判断は止めるべきでしょう

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