押尾学事件の不明朗さ

六本木ヒルズのマンションで女性の死体が発見された当初、麻布警察署は

「事件性はない」と表明していました

死因も不明で素性も不明な女性が全裸で死亡しているにも関わらず、「事

件性はない」と断言する警察の判断はあやしい限りです。どう見ても自然死

だとは思えない状況なのですから

その後は報道されているように押尾学が合成麻薬MDMAを使用した容疑で

逮捕され、死亡していた女性も麻薬を服用したとされています

ならば余計に、「事件性はない」とした麻布警察署の見解は何であったのか、

不信感が募るばかりです

一部のメディアが麻布警察署の副署長から話を聞こうと追い掛け回している

そうですが、会見には応じず逃げていると伝えられています

スポーツ報知は「女性の肋骨が折れていた」と報道しています
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090812-00000063-sph-ent

救急措置として心臓マッサージを行った場合、肋骨が折れるケースは珍しく

ありません

肋骨が折れることがあってもしっかり圧力をかけて、心臓を動かし蘇生させ

るのが最優先とされます(命が助かるのであれば肋骨が折れるくらい何でも

ありません)

しかし、当初は女性の遺体に外傷はなかったと報道されていた記憶があり

ます。確かに肋骨の骨折は外見では分からないのでしょうが。手で触れて

骨折の有無が判断できるかは不明です

ただ、遺体を検分して外傷の有無を調べたのであれば当然分かるはずで

あり、麻布警察署は遺体検分前に「事件性はない」と判断したのか、肋骨が

折れていたのを承知の上で「事件性はない」と表明したのか、判然としませ

ん。そもそも誰が「事件性はない」と結論を出したのでしょうか?

押尾学容疑者への疑いはいろいろあるのですが、それにもまして警察の動

きの方がはるかに疑わしく思えます

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