中国政府、ネット依存症治療の電気ショックを禁止に

インターネット中毒(実際はインターネットのオンラインゲームに夢中になっている

若者)に対して電気ショック療法を中国はやっていると前に書きました
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/200907article_12.html

その続報があったので取り上げます

ロイター通信が、「中国政府は電気ショック療法を禁止した。安全性や効果が確認

されていないというのが理由」と報じています
http://www.excite.co.jp/News/odd/E1247645796384.html

記事の中で、「山東省の精神科医が約3000人の若者に施術した」とあります

前にも触れましたが、この治療は現在日本で行われている電気ケイレン療法とは

別ものであり、昔から行われていた古い方法です

「禁止した」とはありますが、中国政府の決定が徹底されるかどうかは疑問で、地

方の医療施設では今後も続けられるのではないかと懸念されます

全国では数万人が「インターネット中毒の治療」として、この危険な措置を受けてい

たわけですが、後遺症などに苦しむ人は救済されずに放置されるのでしょう

治療のモデルが確立されておらず、やり方も医療機関によってまちまちであり、治

療効果の検証も行われていないのが実態のようです

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