マドンナの養子縁組

マラウイの最高裁判所は、米歌手マドンナさんが申請した2人目の養子縁組について認められるかどうかの判断を12日に発表する、とロイターが報じています。ハリウッドスターなど、海外からの養子受け入れに積極的です


ただし、それが善行、美徳なのかどうかは疑問です
キリスト教社会では貧困国から身寄りのないこどもを養子として引き取るのは善行だとされています
悲惨な環境からこどもを救い、恵まれた家庭を提供するわけですから
マドンナやブラッド・ピットにいちゃんもんをつけるつもりはありませんが、こうした養子縁組がすべて良好な結果を生むとは限りません
養子縁組の見返りに多額の現金が動くケースも多く、人身売買と化している懸念は否定できません
韓国のメディアはアジア系の養子として、「韓国のこどもは頭が良いから高い値段で取引されている」と自慢する記事を書いています
こどもを売買するのを自慢する感覚が理解できません
ちなみに日本では海外への養子縁組に厳重な規制を設けており、海外の夫婦が日本人のこどもを養子に向かい入れるのは事実上不可能と言われるほどです
これは人身売買を避ける目的があるからです

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