アメリカの良心
航空機がニューヨークのワールド・トレードセンタービルに突っ込むテロ事件以降、ノーム・チョムスキーの著作がやたら日本で出版されるようになりました。朝日新聞などは「アメリカの良心」だと持ち上げています
一般の方にはチョムスキーなんてなじみのない名前だと思います
言語学の分野では有名な人ですが、その功績については賛否両論あります
ともあれ、世間一般からはアメリカの有名な学者がブッシュ政権を批判している、と受け止められているのでしょう
『アメリカの「人道的」軍事主義』
『アメリカが本当に望んでいること』
『グローバリズムは世界を破壊する
『新世代は一線を画す』
『ノーム・チョムスキー アメリカこそ世界最悪のテロ国家だ』
『9・11―アメリカに報復する資格はない!』
こうした一連の著作から「アメリカの良心」と見なされ、ブッシュ政権の暴走に異議を唱える日本のメディアがチョムスキー礼賛をしていたように自分には映りました
かつてチョムスキーはカンボジアにおけるポル・ポト政権の虐殺を、「西側メディアのでっち上げだ」と批判したことがあります
しかしその後、ポル・ポト派による恐ろしい殺戮の実態が次々と暴かれたわけで、チョムスキーは「単なる反体制発言を繰り返す知識人」として扱われるようになり、欧米のメディアは彼の発言を取り上げないようになっていました
過去の発言が誤っていたからといってその人の言論をすべて抹殺するような真似は慎まなければならないのでしょうが、チョムスキーは相変わらず「反体制オヤジ」のままのようです
チョムスキーの主張は昔のままで、結局はその主張をどう読み解釈するのか、受け止める側にかかっているのだろうと思います
権力を警戒し、権力をけん制し、権力の行使に慎重であるよう求めるのが民主主義社会の構成員である我々の責務なのですから
9・11―アメリカに報復する資格はない! (文春文庫)
文藝春秋
ノーム チョムスキー
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ひどい翻訳で読む気が ...
たしかにひどい訳 英 ...
合成の誤謬著名な言語 ...
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覇権か、生存か―アメリカの世界戦略と人類の未来 (集英社新書)
集英社
ノーム チョムスキー
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馬鹿は読むな>訳が悪 ...
アメリカの独善アメリ ...
目的はなに?アメリカ ...
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