中国のアニメはなぜ日本を超えられないのか
中国のメディアが日本のアニメーションとの比較を記事にしていますが、作品の質や創造性、ストーリー、キャラクターなどについて論じるのを避け、もっぱら業界比較の話に終始しています
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こんな銭金勘定の発想しかないから日本のアニメーションを超えられないのだろうと思います
日本のアニメーションの取り扱う題材の豊富さを理解しているのであれば、古今東西の文学や伝説、歴史的事件などいくらでも取り上げる対象はあるわけです
豊富な題材があるにも関わらず、「三国志」や「カンフー・パンダ」といった成功例しか見ようとしないのはどうしてなのでしょうか?
たとえば日本にはライトノベルがあり、そこで人気を得た作品がアニメーションや漫画、ゲームになります。それだけ創作の裾野が広いわけです
創作の裾野がない中国からは、「涼宮ハルヒの憂鬱」や「フルメタルパニック」などの作品が生まれる可能性はありません
文化総体をもっと比較検討しようとする発想はないのでしょうね
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