「肉食系女子の恋愛学」: 夾竹桃日記

2009年06月06日

「肉食系女子の恋愛学」

「草食系男子」に対置されるのが「肉食系女子」なのだそうです。よくわかりませ

んが、世間ではそういうものだとされています

大阪府立大学人間社会学部の森岡正博教授の『草食系男子の恋愛学』（メディ

アファクトリー）については前に取り上げました。柳の下のドジョウを狙ったのが

はっきりわかるタイトルで今度は、『肉食系女子の恋愛学』という本が徳間書店

から出ています

著者のインタビューがサイトに公開されていますので紹介しておきます

『肉食系女子の恋愛学』著者桜木ピロコ氏・インタビュー（前編）
http://www.cyzowoman.com/2009/06/post_581.html
http://www.cyzowoman.com/2009/06/post_584.html

うーん、何を目指しているんでしょうね、この人は

恋愛を求めているのではないのは確かのようです（恋愛学？なのに）

「わたしはこんなにモテモテなのよ」と暗闇に向かって叫ぶため、合コンにせっせ

と顔を出しているような感じがします

おそよ満ち足りた恋愛経験の持ち主なら「恋愛学」なんて本は書かないでしょう

多くの男性と出会い、セックスをし、それでも満たされない飢渇を抱えて夜の街

をさまよっている野獣、といったところでしょうか

イケ面や金持ちの男性と付き合っても、それが自分の求めているものではない

からすぐに捨てるかもしれません

もちろん、結婚とか家庭を求めているのでもなく、したがって恋愛の成就自体に

興味はないと推測されます

映画ならここで「危険な男」が登場して、彼女を巻き込んだハラハラドキドキのサ

スペンスが始まるのでしょうが

彼女が手に入れたいのは壊れてしまいそうな危うい恋であり、それは決して成

就しない関係なのだろうと思います