映画「耳をすませば」

スタジオジブリの作品で、監督は近藤喜文です

しかし脚本・絵コンテ・制作プロデューサーが宮崎駿になっていますので、どこ

まで監督が采配をふるえたのか分かりません

大御所の意見を無視して監督が独自のカラーを出せたのかどうか?

そんな楽屋内の話はともかく、作品について語りたいと思います

しかし、好んで見る割に語りにくい一本です

中学生の恋愛という、見ているこちらが赤面するようなテーマを真正面から取

り上げた作品です

危なっかしくて、一途で、不器用で、真剣な生き様を見せつけられると「ギャ」と

叫びたくなってしまいます

自分が中学生のとき、月島雫や天沢聖司ほど真剣に懸命に日々を生きていた

という自覚はありません。不平不満をこぼしつつだらだらと生きていたような気

がします

それだけに映画の中の少年少女がまぶしく見えてしまい、気恥ずかしさに襲わ

れてしまうのです

青春を無駄に過ごした者の後悔・・・でしょうか?

たまには過去を振り返り、茫漠とした思いにふけるのもよいかもしれません

戦争やロボット活劇だけが日本のアニメーションではないと提示できる一本だ

と思いますが、皆さんはどう思いますか?

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2002-05-24

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