代理ミュンヒハウゼン症候群の補足
症候群というのは表出する行動によってつけられるグループ分けのようなものであって、原因によって区分されてものではありません
症候群(シンドローム)という名称が一時期もてはやされ、やたらとこれをもちいるブームがありましたが、それはまた別の話です(ピーターパン・シンドロームなど)
ミュンヒハウゼン症候群という呼称を使わず、劇場型人格障害とか、演技性人格障害に区分する人もいます
この辺りの定義には基準もありますがそれが絶対というわけではありません。「人格障害」という定義を嫌って使わない精神科の医師もいます
一つの概念(症候群)は、その定義を唱える人によってその範疇は広くも狭くもなりますので、個別のケースごとに検討するしかないのです
ただ気をつけなければならないのは、「代理ミュンハウゼン症候群だった」と特定されたとしてもそれは何の解決にもならないことです
先に述べたようにこれは表出する異常行動を分類して名称をつけているに過ぎず、原因や発症のメカニズムもまだまだ不明な点が多いからです
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